またひとり、巨匠が旅立たれたニュース。
漫画家の藤子不二雄(A)先生が亡くなられたとのこと。
もう88歳にして直近まで元気に活動されていて、亡くなられたのも自宅で…というのを見ると大往生なのかとは思ってしまいますが、とても寂しいことには変わりない。
安孫子先生というと『忍者ハットリくん』や『怪物くん』など代表作も多いですが、やっぱり個人的にも『まんが道』は日本漫画史を代表する名作ではないかなと思っています。
リアルタイムで読めていたものはほぽ無い世代ですけど、アニメ版の再放送とかで子供の頃から触れてて…F先生の作品よりは大人向けが目立ちますが、印象深いものは多いですねぇ…。
2010年代になっても『笑ゥせぇるすまん』なんかは新作アニメがテレビ放送されたり、何十年も前の漫画とはいえ今観ても色褪せない魅力があります。
仕事終わりにコンビニで見かけたスポーツ新聞には一面で大きく載っていたりしてね。なんかこう…あぁ、ホントに亡くなったんだ、って沁々してしまったなぁ。
相方の藤本先生が亡くなられてから早四半世紀近く、昨年にはさいとう先生も鬼籍に入られて、今頃は…あちらに合流されて揚々としてらっしゃるかもしれない、なんて不謹慎ながら想像してしまいます。
やや暗く子供が読むには重い作品もありますが、そこから様々な教訓等を学ばさせてもらいました。
安孫子先生、心より御冥福を御祈り致します。