こんばんてーん
げきみそです。
先月発売のやつですかね、とあるガンダムマンガの最新刊。
『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』17巻
月刊ガンダムエースにて連載中、OVA『0083 スターダストメモリー』のコミカライズ。
同誌では『ガンダム戦記』などでお馴染みの夏元先生が手掛けた作品ですが、アニメ版本編のストーリーを終えて16巻までで完結…とはいかず、直後に番外編がスタートしていました。
内容は後日談となり、表紙にもある通りOVAのエピローグにもチラッと出ていた“ティターンズ”へ編入された元アルビオンのクルー、特に“不死身の第4小隊”と呼ばれたモンシア達がメインの話に。
ティターンズ編入後、とある任務へと向かう一同。
その部隊内には、ガンダム6号機“マドロック”のパイロットだったエイガーや、同じく夏元先生によってコミカライズされた『めぐりあい宇宙』の主人公フォルド・ロム・フェローなど、ちょっとしたオールスター的な状態。
まぁ本編中にも出されていたし、この辺はファンサービスの意味合いが強いのだろうけど…この2人もティターンズ入りしていたというのは、良いのか?(笑
その部隊で任務へ赴く直前、何故かモンシア・ベイト・アデルの3人は0079時代のソロモン宙域に!?
…っていうのが実はモンシアが見ていた夢、なんていうオチではあるんですが。
(;^_^
当時は知るよしも無かったアナベル・ガトーを追い、バニング大尉の雪辱をはらすべく迫るモンシア!
ガトーは専用のリック・ドム、こちらは当時のまま標準のジムで、戦力的にはやや不利なところもありつつ、あと一歩で刺し違えるまで奮闘するモンシア。
夢から覚める間際、0083に戦死した亡きバニング大尉からの激励を受けてなんとか自分を取り戻して現実へ…。
『REBELLION』では前述フォルドや『08小隊』のサンダースが登場したり、特に宇宙へ上がってからは『MS IGLOO』の面々がデラーズフリートに協力しているといった様に、他の外伝も内包した展開やキャラクターの掘り下げが見受けられてましたが。
そんな後半シナリオはアニメ版とは違ったオリジナルの要素も多くなり… 新しい装備がとか他作品のキャラと絡むくらいは良かったけど、本来とはシナリオが変わってしまって行ったのは良くも悪くもな部分でした。
この番外編で、モンシア達はティターンズとしてあるジオン(共和国)のコロニーを接収するため、抵抗している住民の鎮圧をすることに。
この時点で若干ティターンズのやり方に疑いを持つモンシア達だったが…
そこに立ちはだかったのは、青と緑のカラーリングに塗られた機体…そう、アナベル・ガトーの専用機!
( ̄□ ̄;)
反乱する部隊“ネオ・デラーズ・フリート”を名乗るガトーはティターンズ(連邦)に屈せず、コロニーから立ち去らない場合は…いっそ“コロニー落とし”を敢行するという脅し!
本当にガトーは生きていたのか、これに対して因縁のモンシア達はどんな行動をしていくのか、ティターンズの将校にも読者的には見知った顔も登場するなかで『Z』の前日譚にもなりうる展開になるかどうなのか。
そして、このガトー専用機、
“MS-14R ゲルググR(リベリオン)”という。
ゲルググをベースにして…ちょっとイフリート的なエッセンスも入っているのかな。前腕にはガトリング内蔵、ビームライフルの他、刀やクナイのような武器を持っている白兵戦特化っぽい武装。
これまでもGP01用のオリジナル兵装や独自のディティールの代物は多数登場しましたが、遂に完全オリジナルの機体、何よりも“リベリオン”とタイトルを冠するMSを出してきましたね。
終盤はオリジナル展開が強くて、それからの番外編ですから、もう好きなように描いてください(笑)って感じではあるんですけど…
かねてから「ティターンズに行ったアルビオンの面子はグリプス戦役でどうなったんだろう?」という疑問に、夏元先生なりの解を見せてくれるのかな、という点には期待しております。
…そして、ウラキの出番はあるのでしょうか?(笑
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)