こんばんてーん
げきみそです。
先週から開けているライダー食玩“SHODO-O”の第8弾。
お次は同弾でおそらく一番人気だったであらろう、こちら。
たっくん!←
(  ̄▽ ̄)
モノトーン配色が特徴の『555』における怪人“オルフェノク”ですが、主にファイズに変身する主人公格・乾巧が実は…という。
確か御披露目は劇場版だったか、遅れて本編中でも現れた真の姿。後年は『ディケイド』のファイズの世界にも同じような設定で登場したりしていました。
やはり怪人枠なので内容はシンプル、ですが手首パーツは握手の他にも微妙にポーズ別の平手が2パターンと、人気キャラクターなだけに昭和怪人とは扱いが違いますねw
グレーのボディは成形色にて表現されて、鬣など背部の毛的なところは白で塗装されてます。グレー成形の上に白塗装なので発色はそれほどキレイではないですが、この場合はくすんだ感じもオルフェノクらしさがあって悪くない。
▽ウルフオルフェノク
狼がモチーフの怪人、後頭部から尻尾?にかけての体毛や狼の爪を模した全身のトゲが特徴のオルフェノク。
基本的にはメリケン状の拳などを使ったステゴロ(笑)戦法がメイン、小説版では噛み付き、設定にはトゲを伸ばして刺す(それで使徒再生させる)といった能力はあるらしいが、巧本人がオルフェノク的な戦いをあまりしなかったので披露はされてませんね。
カラーリングやライトブルー塗装のある目の雰囲気は良いが、肩と股関節辺りはデザイン優先で可動が悪め…ファイズ(巧)お馴染みの屈んだポージングも出来ませんw
っていうか、膝も裏側のトゲが干渉しますし肘も90度いくかいかないかなので、可動域は結構厳しい。
まぁ、食玩なんでね、これくらい造形面で頑張ってくれてたら可動は仕方無いかなって思いますけど、だからこそ惜しいなっていうところも。
とはいえ、やっぱりカッコいいですよねぇ。
(  ̄▽ ̄)
最初の劇場版とか、イメージとしてあるビジュアルは脚部が狼の後ろ足みたいな形状になっている(CGにする前提で作られた)やつですが、今回は実際にアクターが動くスーツで用意された人型の方。
フォームチェンジ扱いではないものの、一応あっちは他のオルフェノクに倣って“疾走態”とか、今では“激情態”とかの名称になってるんだったかな?
個人的にはあっちのデザインも結構好きなんですけど…
近年まででこっちが基本形態みたいになったのかもしれないし、なによりあの脚だと台座無しでの自立が難しいから断念されたってのもあるのだろうか。
(;^_^
そして、このウルフオルフェノクでの活躍といえば木場さんとの対決ですよね!(過去弾のホースオルフェノクを引用)
(* ̄∇ ̄)ノ
『555』もうひとりの主人公、木場さん。
ホースオルフェノクとして所謂幹部怪人格でもありつつ、劇中ではファイズやカイザに変身して共闘したり、それこそ劇場版では仮面ライダーオーガとしてボス格にもなってました。
度々に立場は変わっていたけど、ライバルであり盟友でもある両主人公が実は怪人だっていうのも、同作品のドラマ的に重要なところ。
願わくば、たっくん&木場さんでのコンビをもっと観てみたかったですけれども。もし泉さんが御存命なら『ジオウ』で実現していたりしたかもしれないねぇ…。
( ´・ω・)
そんな2人は「改造人間としての苦悩」みたいのを抱えていた(特に原作漫画版の)昭和ライダー達に通ずるなぁ…と、当時から今でも印象深いキャラクターですね。
だもんで、始めから怪人として登場している木場さんはまだしも、決まっていた設定とはいえ主人公の仮面ライダーが実は怪人でしたって途中で明かされるの、観てたチビッ子は衝撃だったのかなぁなんて思いつつ、無くてはならない存在だったと思いますよね。ウルフオルフェノク。
平成ライダーシリーズにおいて「主人公(若しくは主要格)のライダーだった人物が怪人になる」というシークエンスは何度か描かれていますが、この「実は元から怪人だった」パターンは数少ない。(主人公としてはウルフオルフェノクだけ?)
怪人とはいえ主人公なんで今回のラインナップだったんでしょうが、量産型以外の怪人の登場が少なくなってしまっている“SHODO”シリーズ、せっかくなのでオルフェノク勢は増やして欲しいですね。
せめてラスボスのアークオルフェノクとか、欲を言えばクレインオルフェノク辺りも…
塗装が足りなくなる問題もありがちな食玩フィギュアにあって、良い意味でカラーリングが地味なオルフェノクは親和性があるはずw
まだ『555』からはブラスターフォームも不在なので、まだ機会はあるはずですから、個人的には望み薄でもその辺に期待していきたいですね!
(  ̄▽ ̄)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)