こんばんてーん
げきみそです。
先月発売の…
昨年『いとしのムーコ』が完結した、みずしな先生の最新作『きりもやびより』の1巻が発売になってました!
(  ̄▽ ̄)
同じくイブニングから思ったより早く始まった新しい連載作品。
前作では秋田県に実在する某ガラス工房とそこで暮らす犬をモデルにしたものでしたが、なんと今回も舞台のモデルは秋田県…の様子。
『ムーコ』にて秋田県のアピール(笑)に一役かってくれたみずしな先生ですが、まさか続けて秋田をモチーフに描いてくれるとは思いませんでしたね~
本作での主役(?)は、絵本作家の女性・鹿角(かすみ)ひより。
読みは違えど鹿角という名前はおそらく秋田県の鹿角(かづの)市から来ているのであろう。
秋田で絵本作家で“かすみ”という語感から…個人的には声優で作家業もされている浅野真澄さん(ますみん)を彷彿とさせられますw
それこそ前作では、ガラス工房の小松さんに飼われている犬のムーコ、というお話でしたが、本作では
天真爛漫でほんのりおバカな大型犬の“モヤ”と
一見クールで怒りっぽいが甘える時もある猫の“キリ”の、2匹が織り成す日常のドタバタ劇。
普段から絵本のネタに悩むひより先生は、そんな2匹の暴れっぷりに翻弄されながらも…
その様子からアイディアを閃き、なんとか締切に間に合わせる(笑)っていう。
このあとは閃いたネタの絵本(劇中劇みたいな)も挿入されてホッと一息つく、なんていうことの繰り返しで展開。各話毎で悩む→犬と猫が荒ぶる→閃く、がワンセットになってる感じ。
おそらくキャラクターの名前は“キリ(霧)とモヤ(靄)”で、そこから悩みが晴れると“ひより(日和)”っていうことなんだろうな。
そして、今回も秋田県が舞台であるところは僅かな描写なんですが…
秋田県民は「なんでも寒天にする」でお馴染み(笑)ですが、中でも惣菜系として定番のサラダ寒天とか
県民なら誰でも見覚えのあるアレにそっくりなスーパーの看板、
そしてこの「タケちゃん製パンのバナナ小舟」という台詞から発する、県内のメーカー“たけや製パン”の“バナナボート”をもじった商品がメインの回!
おそらく知らない方は、似たような菓子パンをモチーフにした架空の代物かなと思われるでしょうが、同ページ内の説明にある通りの代物が実在します。
とことで、単行本であらためてこれを読んだ後…
買ってきました、バナナボート!
(* ̄∇ ̄)ノ
全国の方に伝わりやすいよう、業務提携をしているヤマザキさんの“まるごとバナナ”も(並んで売ってたからw)一緒に買ってきました。
ちなみに…
実はバナナボートのが先にあってヤマザキと提携した際に類似のまるごとバナナが誕生した、というルーツなはずなので秋田ローカルの方が元祖なのです!←
(多分、乃木坂46のファンの方なら知っているであろうバナナ論争w)
中身はね、スポンジ生地でバナナとホイップクリームが包まれている、という構造は同じで。
まるごとバナナには(名の通り)バナナがまるごと…ではなく、1本の半分程が。きっと発売当初は1本まるごとだったのかな。
バナナボートはそれよりも若干バナナは少なめで切身になってる感じですが、これも多分昔は1/2本とかが入ってた気がする。(思い出補正でなければ)
そのバナナボートの方が、ホイップクリームはやや硬いしっかりめ、生地もしっとりしてるがフワフワで普通のスポンジケーキとは違った食感。さらに中身も違う果物だったりとか種類も幾つかある。(あとクリームがはみ出してないから食べやすいw)
クリームと生地は好みがあるでしょうけども…
なにより類似商品だがまるごとバナナは約200円でバナナボートは約120~180円(種類で異なる)と、後者の方がお手頃価格なのが嬉しい。
…っていう、バナナボートの話になってしまいましたが(笑
そんなローカルのネタも入れてくれている、みずしな先生の最新作『きりもやびより』は再び秋田県を取り扱ってくれているので、マンガ好き県民としては有り難い限り。
ほのぼの日常コメディなのは前作と変わらないスタイルなので、是非『ムーコ』を読んだことあるって人にはこちらも読んでみていただきたいですね。
(* ̄∇ ̄)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)