こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

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先週は「M-1グランプリ2021」の放送がありまして。

私は毎年恒例、仕事は休みにしてガッツリ“M-1を観る日”を堪能いたしました。

(  ̄▽ ̄)

 

いやー…

今年は初出場が5組とやや新鮮な顔触れになっていたこともあって、個人的には久しぶりに単純なネタ番組としても楽しめた大会でした。

 

 

とことで、すごく私的な見方になるでしょうが感想を軽くね。

全組を一気にだと長くなるので、まずは最終決戦まで残った優勝争い3組のネタ2本分から。(2本目のネタ順に)

 

 

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▽インディアンス

 

昨年は敗者復活からのトップバッターを務めたインディアンス、今年は9組目と終盤の登場でしたが陽気でハイテンポなところは相変わらずで、前回から鑑みるとどの出順でも本領発揮してただろうなと。

 

先のネタは、怖い話。

心霊スポットに行ってみて…と木村さんが先導していくが田渕さんがボケまくって話が進まない、的な。

 

…個人的にインディアンスのネタって、ボケ数とテンポの早さで勢いがあるから笑っちゃうけど、どんな設定のネタやってたかとかあまり思い出せないよのねw

 

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2本目では、もっと売れて街で指されるくらいになりたいという木村さんに、田渕さんがファンの人をやってあげる的な。

 

いずれにせよギャグの連打になることなんですが、一応は同じネタ中での天丼とかある程度の構成は見て取れる感じは漫才として形がしっかりしてる気がしますね。

 

ボケがパパパッと流れちゃって後に印象が残らないとこもあるんですけど、なんか「このネタはこれが」みたいに大きく目立つポイントがあったら、ぶっちぎってたかなぁ…とは思いました。

 

 

 

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▽錦鯉

 

昨年の初出場から今年はかなりブレイクしていた感のあった錦鯉は、長谷川さんが50歳となり大会の最年長ファイナリスト記録を50代の大台を記録w

 

1本目のネタは、そんな50歳にもなった長谷川さんが後輩と合コンに行くからシミュレーションを、という。

だいたいある程度の年齢になってくると合コンとかデートみたいなネタって似合わなくなってくるもんですけど、今の長谷川さんがやると何周も年甲斐の無さを通り越して面白くなってきますね。

 

前半ややスロー気味かなと思ってたら後半には細かくボケとツッコミの応酬となり、あの「(50歳になると痛くなるところ、)ひっざっ!」のとこで爆発した感じ。

 

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2本目では、人里に来ちゃった野生の猿を捕まえる…っていう。

 

これは良かったですね~

猿と格闘してる感じが長谷川さんのキャラクターと上手くマッチして絶妙な間抜けさになってたのもそうですが、1本目と比べて渡辺さんのツッコミが素晴らしい仕事をしていた印象。

 

野生の猿が「山に逃げた!」というのに対して「…じゃあいいじゃねぇか」と宥めるように止めたり、途中の猿とお爺ちゃんを間違える件でのお爺ちゃんは優しくこう寝かせろ…みたいなツッコミを長めにしていたのがしっかり終盤に生かされてるとか、ホントに良かった。

 

ボケのキャラクターが知られてウケ易くなってるとこで、昨年のネタと比べてもツッコミのワードや動きに必要性も増してて、確実なパワーアップが見られました。

 

 

 

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▽オズワルド

 

昨年が敗者復活だったインディアンスと違い唯一3年連続ストレートに決勝へと進んだオズワルド、そのおかげか下馬評も高くファーストステージでは頭ひとつ抜け出した高得点でトップ通過。

 

1本目は、待ち合わせをしてて来ないなと思ったら友達が居なかった…という畠中さんのサイコパス発言から、友達は多いという伊藤さんに友達を1人くれと強請る話。

 

物みたいにあげられないというが、あらゆる(気持ち悪いw)手段で友達の情報を聞き出してくる理路整然とした狂いっぷりに翻弄される、構図も分かりやすくツッコミも的確なとこをひとつ越えてくる感じで素晴らしかった。

 

正直、個人的に昨年までの雰囲気から優勝候補とまでは見てなかったオズワルドですが、このネタは文句無しのトップでしたね。

 

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そして2本目もまた畠中さんから、行列に並んでたらおじさんに割りこみをされて腹が立ったという話。

 

その愚痴に伊藤さんが共感すると反論…と自分から振っといて「そこまで言ったらおじさんが可哀想」って上げて下げてを繰り返す。

サイコパス感と話が通じないところは先のネタと共通しているが、畠中さんが勝手に右往左往してる感じが強かったかな。

 

トップ通過でハードルが上がってたこともあって世間的には失速感を指摘されてましたが、最終決戦3組の中ではギャグ等ではなく動きも最小限の掛け合いがメインのスタイルですから、個人的にはその掛け合いに意義が薄くなってたのが惜しかったかなと思います。

 

 

 

昨年に引き続きファイナリストとなった3組ですが、何れも最終決戦まで残るのは初という状況で、どのコンビも特色がハッキリとしてて。

 

でも、なんか流れはオズワルドに来てるしインディアンスは2本共にアベレージは高く錦鯉は会場のウケも抜群で、ホントに分かんないなぁ…と見守っていましたが結果!

 

 

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優勝、錦鯉!!

(* ̄∇ ̄)ノ

 

昨年も拮抗した戦いを辛うじてマヂラブが制しましたが、今年は錦鯉が5票獲得で圧巻の勝利。

またこれ話題になってたポイントとしては、松本さんが錦鯉に入れていたところ。いつも松本さんは(結果的に)優勝とは別のコンビに票を入れていることが多く、松本さん票の入ったコンビが優勝するのは笑い飯以来なんだとか。

 

ファイナリストの最年長だけでなく、王者の最年長記録も更新した長谷川さん。

もう決まった瞬間から号泣してるのも感動だったし…最後に一言で「ありがとう!」と言った後の渡辺さんが「ありがとう!」と被せたのシーンは、かなりグッと来ましたね~!

 

 

長谷川さんがネタのラストに「ライフイズ、ビューティフル!」って脈絡無く叫んでたけど、なんかそれで優勝したって思ったら、録画を観返しながらまた泣きそうになりましたよww

( ;∀;)

 

錦鯉の御二人は以前のコンビ時代からネタ番組で見覚えがあったから、このコンビとして出てきたのを初めて観た時から売れて欲しいなぁと思ってましたけど、まさかM-1のチャンピオンにまでなるとは。

 

こういう賞レースって基本的には若手の登竜門みたいなものなんでしょうが、このベテランの快挙にはもうね… ずっと独りで晩酌(厳密には昼からw)しながら観てたもんで、例年にないくらいの感動がありました。

 

…つなぎを来てた頃が懐かしいわ、まさのりさんww

 

 

 

 

さて、そんな訳で上位3組の話でしたが。

残る7組分はまた明日書きます。

(;^_^

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)