こんばんてーん

 

今回はちゃんと買えた、げきみそです。

 

 

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今月号のウルトラジャンプでは、『ジョジョ』のスピンオフ連載が開始に!

(* ̄∇ ̄)ノ

 

 

何ヶ月か前から話題でしたが、本編の『ジョジョリオン』がフィナーレを迎えると共に発表されていたスピンオフの存在。

 

かつて小説版『恥知らずのパープルヘイズ』を書かれた上遠野先生を原作として、作画は同誌にて夏頃まで『ノー・ガンズ・ライフ』を連載されていたカラスマタスク先生が作画を手掛ける、荒木先生が直接手掛けない『ジョジョ』スピンオフとしては初の漫画連載作品でしょうか。

 

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『ジョジョの奇妙な冒険 クレイジー・ダイヤモンドの悪霊的失恋』というタイトル、以前の予告にあった通りに仗助が主役で4部の外伝…と思いきや、DIOはまだしもホル・ホースやボインゴの姿が扉絵に!?

Σ( ̄□ ̄;)

 

 

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物語は、仗助と共に表紙も飾っているホル・ホースの登場から始まり。

 

同じくかつて(3部当時?)にDIOの配下だった青年の母親からとある頼み事をされ、その解決のために動きだす彼の話になるのですが…

 

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おそらくエジプト界隈と思われる街では、さっそく元同僚のケニー・G(迷宮のスタンド“ティナー・サックス”の本体)や…

 

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ジョセフとアブドゥルが2人掛りで倒した“バステト女神”のマライヤなど、ジョースター一向と戦った3部の敵キャラ達が続々と現れるw

 

本スピンオフの舞台は1999年…ちょうど時系列は4部の同時期、3部からは約10年が経過した頃。

承太郎にDIOが倒され、もう支配下からも抜け出しているはずの彼等がいまだにDIOの影をトラウマとして持っている描写なんかもあって、この辺は『恥知らず~』と同様に上手いこと原作のキャラを引用してきてんなって。

 

 

確かに…

撃破後「再起不能(リタイア)」とはなっていたが、明確に戦死が描かれていないスタンド使い達なら(DIOに肉の芽を植えられてなければ)後に重傷から回復して、10年後なら健在でもおかしくはないのか?

 

ケニーやマライヤなど意外な関係性にもされていますけど…

なんかこの元悪役が一般社会に紛れてつるんでる感じ、個人的には『ワンピース』の扉絵連載にて元バロックワークス幹部で投獄されず逃げれた連中が描かれた時のやつを思い出しましたw

 

 

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そして件の依頼の為にホル・ホースが訊ねたのが、本編でもタッグを組みポルナレフを追い詰めた相方、予言の書のスタンド“トト神”を持つボインゴ。

 

この能力で目的のモノを探そうっていう魂胆だったが、その予言が示した目的地が…

 

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なんと“杜王町”だった!←

 

3部のサブキャラを使って舞台は4部になるっていう、導入部はかなりファンサービスにも溢れた仕掛けになっていましたが、単純にいえば「ホル・ホースが杜王町に来た」まで。

 

 

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第1話のラストには、町をあてなく彷徨くホル・ホースが仗助と遭遇するところ… おそらく本作の主役と思われる2人の出会いが早々に。

 

これは4部でのいつ頃に相当するのかなぁ。

仗助が普通にスタンドを使ってて且つホル・ホースの拳銃(エンペラー)をスタンドと見抜いて同類だと言っているから、4部本編終了後か…あれ以前に自分以外のスタンド使いを平気で認識してたことになるのか。

 

どのみち、ややこしくなるから承太郎が杜王町に居る期間ではないと思うけど(笑)、仗助が億泰(の親父)と知り合って以降の方がDIO絡みの話は広げ易そう。

 

 

虹村家や吉良親子など、4部にも3部(主にエンヤ婆)と繋がりのあるキャラクターは出ていて基本的に地続きの話ではあったので、そこをどう生かして掘り下げるのか。

 

そんで、どれだけオリジナル要素を違和感なく投入していけるか…が肝でしょうね。

 

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第1話には、花京院の従妹?と思われる人物が登場していたりして、一見すると3部の影を4部の舞台で追う…って構図になりそう?

 

…ちなみにここでは花京院の名前、典明(のりあき)の表記ですね。これは後年荒木先生が典明(てんめい)がホントは正しい、なんて発言もされてましたけど、まぁ原作中基準か。

 

 

また楽しみと不安が半々くらいですけど、結構ガッツリのスピンオフっぽいですから、どう展開していくのか楽しみに追っていきたいと思いますね。

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

ちなみに、同号では

 

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現在ジャンプSQで『怪物事変』を連載中の藍本先生が、アニメ化されたばかりの6部を題材にしたスピンオフ読切も描かれています!

 

藍本先生は『保健室の死神』とかホラー味のある能力バトル感がジョジョっぽさもあって愛読していましたが、公式にジョジョを描かれる日が来るとは…w

 

こちらは刑務所内でのとある一日を切り取ったような、比較的平和なエピソード。確かに6部ならこういう小さなスピンオフは(序盤に限れば)描きやすいのだろうか。

 

 

ジョジョは本編も一区切りしたところで、アニメ化とかの後押しもあるのかようやくスピンオフとか荒木先生以外が手掛ける外伝が作られるようになりまして。

 

オリジナルの小説版とかなら3部くらいの頃からありましたけど、漫画作品として派生が生まれてくるのは…まぁ荒木先生の絵じゃない寂しさもありつつ、人気コンテンツの証だと思って良い方には受け止めています。

 

 

なんなら『恥知らず~』を漫画化してくれても良かったかなとは思ってますが(笑)、今度のスピンオフも面白くなることを期待してます!(^^)

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)