こんばんてーん
げきみそです。
今月発売の『キン肉マン』新刊!
後述しますが、ストーリーもキリの良いところを跨ぐ76巻は主役側の淙々たる面々が一同に会する表紙が華々しい。
(  ̄▽ ̄)
前巻まで“超神”との闘いから、超神側は“理性の神”イデアマン&“狂気の神”ザ・ノトーリアスvs超人側はスーパーフェニックス&ビッグボディ。
即席コンビが故に全く息が合わないフェニックスとビッグボディは、神の中でもタッグマッチに長けるという2人から一方的に攻められるが…
成り行きでセコンドに居たキン肉マンからの励ましにより素直に(?)なったフェニックスと、その態度から認めたビッグボディにより、ようやくタッグパートナーとして和解。
依然として劣勢だが、フェニックスの作戦に掛けて防戦に徹するビッグボディ。
そして、イデアマンの一瞬の隙を逃さずフェニックスが放つ伝家の宝刀・マッスルリベンジャー!
…しかし満を持したフェイバリットも“硬度10ダイヤモンドパワー”を発揮したイデアマンにより防がれ、大きなダメージは与えたものの完全には決まらず。
今度は相手も、痺れを切らしたザ・ノトーリアスが“狂気の神”らしく2人を相手に血みどろの残虐ファイトを繰り広げる。
ところが、超人達を見下す余裕や傲りからタッグを得意とするはずがワンマンプレーが続いたノトーリアス、高慢な態度ながら何かに感化され調子を乱していたイデアマン、超神タッグの揃わぬコンビネーションに…
隙を見付けたフェニックスの号令により、フェニックスのマッスルリベンジャーとビッグボディのメイプルリーフクラッチ、空中で相手と必殺技を入れ換えて逆転!
即席ながら、往年の“マッスルドッキング”よろしくお互いのフェイバリットを重ねた合体技で超神コンビを辛くも撃破!
(* ̄∇ ̄)ノ
余談だけども…
ビッグボディの必殺技“メイプルリーフクラッチ”は、確かビジュアル的な初出しはアーケード版『マッスルグランプリ2』にて各王子候補が参戦した際に作られていたものだったと記憶。
メイプルリーフっていう名前や他にもカナディアンバックブリーカーを使用出来ることから、とてもカナディアンマン風味が強かったビッグボディw
よもや宿敵とも言えるフェニックスとタッグ戦で活躍する日が来るとは思わなかったなぁ…。
(  ̄ω ̄)
見事に超神を撃破、その場に残るはあとひとり… ザ・マンからも名前の上がっていた“調和の神”。
この後、調和の神やザ・マンから超人界の未来を担う“資格”の云々が語られ…
ここから、カピラリアの欠片を掛けた超人vs超神の対抗戦という状況から、超人界はおろか地上世界の存亡も掛けているような話になってきて、遂には超人達が天界を目指す“バベルの塔”に挑む試練が始まる!
これまでの対抗戦から、超人側は元から持っていた(フェニックス等に入れ知恵をしていた知性の神達の)分と超神を撃破した分を合わせて8つの欠片を所持。
その数に見合った8人の超人が代表で“バベルの塔”にて待ち受ける超神達に挑む、新たな代表戦の開幕となっていくが…問題はそれに挑む超人界の代表者。
ザ・マン曰く、現代の超人達が解決するべき試練だとして(既に以前のシリーズにて悪魔将軍ことゴールドマンに敗北している)自分達のような過去の超人は参加しない、ということで。
まず、ここに名乗りを上げたのはジェロニモ!
再び現れた知性チームの先鋒を務めたプリズマンからカピラリアの欠片を直接託されたことから立候補、更には義足により100%の実力を発揮出来ないだろうと辞退するテリーマンからの推薦もあり。
そこへ魔界から通信で現れたサンシャイン。
アシュラマン以下の超人血盟軍に出遅れて留守番となっていたが、名乗りを上げるアシュラマンと並ぶ悪魔超人の首領として立候補。
確かに… 完璧超人始祖との抗争においても登場時以来、勝利して残っていたにも関わらずほとんど出番が無かったですから、それこそ満を持してといった感じ。
そこで物分かりが良かった故に留守番を押し付けられるニンジャねw
また、悪魔超人側からはバッファローマンも。
始祖との闘いを経て悪魔将軍から直々に啓蒙されていたこもあり、ここまで参戦出来なかった歯痒さから立候補。
まぁバッファローマンは、今は悪魔超人界に出戻りしてて旧シリーズでは一時期正義超人界に居てアタル兄さん率いる超人血盟軍にも在籍と、完璧超人以外の勢力を股に掛ける超人ですからね。ある意味では一番中立?
正義超人側からは、ウォーズマン。
本人も言っているが…首領ながら出番の僅かなサンシャイン同様にロビン亡き後に司令塔を任されていたがまともに試合が無かったと、立候補。
からの、完璧超人界からはネプチューンマン。
始祖のザ・マンとジャスティスマンは関与せず、ネメシスも実質は現代の超人ではないということで、完璧勢から出るにはほぼネプチューンしか選択肢無いですからね。
で、知性の神から今回の件を任されていたフェニックスも名乗りを上げるものの…連戦により満身創痍ということで、その枠はキン肉マンに託される。
相変わらず後ろ向き(笑)なスグルだが、王位継承の際に見届けていた100人の神には勿論今回の超神連中も居たってことで、後々またその話にも触れられるのかな?今回の導入だけかな?
何れにせよ、7人までの代表者が揃いザ・マンに促されて“バベルの塔”があるであろう場所へ移動。
そして、最後のひとり…
先の試合にてマンモスマンからカピラリアの欠片を託されていた、彼を信じて待つ一同の前に現れたのは…
正義超人軍のリーダー、ロビン・マスク!
\( ;∀;)/
マンモスマンの意思と共に現状も把握しているはずのロビン、復活してきた正義超人にありがちなブランクも感じさせない堂々とした帰還の姿は、熱かったですね~
完璧超人軍“ラージナンバーズ”との抗争でリタイアして以来ですから、もう連載期間としても何年振りか分からんくらい久し振りの登場ですからね。
さすがに… 今度のシリーズでは大将格を相手にかませ犬になるなんてことはないと期待しときますけれどもw
いよいよ、超神達の目的も明らかになり超人界が果たすべき目的も見えて、闘いの舞台は新たな“バベルの塔”へと移っていくことに。
ロビンもさることながら、久し振りの出番となる超人も多いですからねぇ… どういう展開になっていくことやら。
今までのパターンから8人が全勝ってのは難しいだろうから、とりあえず個人的には誰が勝って誰が敗けそうかを予想しながら続きを楽しみにしていますww
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)