こんばんてーん
げきみそです。
8月末に発売だった単行本、
『仮面ライダーW』の正統続編コミカライズ『風都探偵』第11巻!
これまで暫くはスピリッツ本誌にキャストインビューが掲載された翌週辺りに単行本もという流れでしたが、今回は数週間くらい開けての発売で。…だからという訳でもないんですが、読むの忘れてましたw
(;^_^A
ちなみに毎巻恒例となったインビュー、いつぞやの本誌にも掲載されていた11巻分は
Mr.平成ライダー、スーツアクターの高岩成二さんが登場!
これまで通り当時の撮影秘話が語られていますが、スーツで戦闘シーンを担当して様々なライダーになってきた高岩さんならではの視点はまた興味深いものに。
いまだに東映の撮影所で菅田くんや『ドライブ』の竹内くんなんかがわざわざ挨拶に来るとか、ほっこりするエピソードも。(^^)
そんな11巻、“裏風都”との戦いも規模が大きくなっていく最中、本シリーズオリジナルのヒロイン・ときめが拐われるという事件が発生。
相手はドーパント能力で他者が進入出来ないアジト空間を作り軟禁、どうやらときめの素性を知っている模様…という。
さらには心配する翔太郎達の前に、依頼人だと称して裏風都の黒幕・万灯が現れる。
犯人の爺(笑)は元万灯の秘書であり裏風都の一員でもあったが、ある時ドーパントに目覚めたことをきっかけに万灯達を裏切るかたちで姿を消していたという。
ときめの救出という目的は一致しているものの、さすがに黒幕の依頼は…となったが万灯が置いていった犯人の情報を知り余計に絶望することになる一同。
中盤では万灯と取引をしようとする場面もあった犯人でしたが…
メモリは“ディープ(DEEP)”といい、頭部がクラゲのようなゲル状で覆われているデザイン。
言葉的には深いとか深層ってところでしょうか、能力は無機物をすり抜ける=潜ることが出来る、ので地下深くにアジトとなる空間を掘って作っていて、物理的な通路が無いから当人の能力でないと辿り着けない厄介さ。
頭文字の“D”はディープだけでなくディグ(掘る)みたいな意味合いも示唆してたのかな。まぁ勝手な解釈ですけど。
風都イレギュラーの面々も総動員で情報を集めて、僅かな糸口を見付けた結果…
エクストリームメモリの能力を介して、フィリップだけが犯人のアジトへ潜入成功。忘れがちだけど、身体をデータ化して転送とか出来ちゃうんですよねフィリップ。
フィリップ主導ってことでファング、この漫画版では過去にも登場していた“ファングトリガー”に変身!
アームファングを伸ばす要領で拳頭からフィストニードルを射出、相手が透過出来ない有機物(生体装甲から出している)を刺して能力を止める…っていう、なかなか強引な理論だが(笑)通常の戦闘に持ち込む。
トゲを生やすとこまではファングの能力として、これを射出する攻撃はトリガー分の影響かな?
相手の情報に無い形態で翻弄するダブル、さらにフィリップにより強化されたメモリで特訓していた…
アクセルこと照井竜、自称・不死身の彼でもビックマウス(笑)を後悔するほどの負荷だが
なんとか会得して、なんだかスゴい様相のブースターでぶっ飛ぶアクセルw
ファングトリガーにより地下空間から開けられた空洞を通り駆け付けたアクセルにより、ときめの窮地も救われ戦いも佳境。
ここで遂に、新たな“ファングメタル”にチェンジ!
本編のジョーカーならトリガーに続き3つ目のメタルもファング化、トリガーよりも安定しない形態だが戦闘力は更に向上、シャフトがなく徒手空拳だがジョーカーさながらの格闘を見せる。
こうなると… 純正のファングジョーカーにもパワーアップが期待されますが、そういうのも今後見られるのかなぁ。
(  ̄▽ ̄)
全身ブレードにして突撃するっていう、シンプルだが相手を地下から地上まで持っていくほど抜群の威力ww
メモリブレイク後、元裏風都の一員ということで情報を聞き出そうとするが…
裏風都の面子勢揃いで情報漏洩を阻止!
今回は得られるものが無かったが、そこまでして内情を洩らすまいとする万灯の姿勢に事の大きさを予感させられる演出。…という感じで幕を閉じる事件だが。
結局のところ、万灯が翔太郎達に助力してまで助けようとしたときめの秘密は分からず終い、思いの外に重要そうだということ以外、実はそんなにストーリーは進んでいないような?(笑
万灯も「計画を早める」的な発言をしているが、そろそろ何かしらのクライマックスが近かったりするのか否か。
来週号のスピリッツ本誌では、また新章へ突入。
翔太郎のかつての親友…なんてあるので、過去の話を含めて翔太郎がメインのエピソードかな?
まだまだ楽しみな本作ですけれども。
アニメ化っていう話も、キービジュアルや主要スタッフ陣が徐々に公開されてきまして、来年の公開(配信?)に向けてそれなりに動きはあるようですね。
次巻が出る頃には…アニメ版キャストなんかも発表になるでしょうか。
こちらも(異例のアニメで続編という点では)不安もありますが『W』のコンテンツがこれだけ供給されてくれるのは有り難いことです。
(  ̄▽ ̄)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)