こんばんてーん

 

ネタバレ有り、げきみそです。

 

 

 

先月『ジョジョリオン』の27巻が発売となっておりましたが

 

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遂に、ジョジョ第8部が完結!!

\( ;∀;)/

 

8月発売のウルトラジャンプ本誌にて最終回を迎え、9月に最終巻が。

2011年の震災直後から始まっていた『ジョジョリオン』は期間も巻数もジョジョ歴代では最も長いシリーズとなり、ちょうど10年程で無事に完結。

 

もう10年もやってたんだなぁ…

その間には“ジョジョ展”が2回も開催されて、コラボスマホが作られたりテレビアニメ化もされ随分と市民権を得て来たジョジョ。

 

昔から応援していたファンとして幅広い展開を見られた激動の10年でもあったなと、感慨深いものがあります。

 

 

 

そんな10年越しのシナリオが完結した第8部、最終巻の模様をネタバレも気にせず(笑)述べていきます!←

(* ̄∇ ̄)ノ

 

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前巻の終わり、定助の覚醒した新たな能力“ゴー・ビヨンド”と康穂の“ペイズリー・パーク”との連携により遂に透龍にダメージを負わせることに成功。

 

あと一歩のところ残されていた新ロカカカの小さな実を食べて「等価交換」による回復を謀る透龍の前に…何故か東方家に来ていた花都さんの姿が。

 

康穂が危機を知らせる声にも動じず、先に始末されていた息子の常敏の元を離れようとしない。

 

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といったところで、悲しみにくれながら冷静な花都さんがスタンドを発現!

 

今まで出番が僅かだったのでスタンド能力等には一切言及されてなかった人ですが、この土壇場での参戦。

スタンド名“スペース・トラッキング”は、東方家の関係者(主に女性)がトランプのスートから来る名前だったところからトランプ柄のビジュアルでトランプを用いる。

 

花都さんが所持するトランプ(及びその束)で挟んだものを隙間に“隠せる”という、言い回しからは第7部の“D4C”もチラつかせる能力ですが、おそらく使い方としては第4部の“エニグマ”が近いのかも。

 

トランプを投げればそこにある物を部分的に隠すこと(見た目には無くなる、異空間に収納?)や、それを手元にあるトランプの隙間から出現させるとか転移も可能なようで。

 

 

まぁ正直なところ… この局面で展開させられる用に考えたところもあったりするんでしょうかねぇw

 

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花都さんが動じてなかったのは、既に常敏から諸々の事情を聞いていた為。

 

新ロカカカが争奪戦になることも予見して共に下準備もしていて、いざとなれば自分のスタンド能力で鉢植えを隠せばいいとも考えていた様子。

 

しかし、この最終局面で「等価交換」を狙う透龍を目前にして花都がそのトランプの束から出現させたのは…

 

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孫の、つるぎ!

 

既に「呪い」により身体が石化(?)しかけている姿で透龍へ接触、またトランプの隙間から垂れ流した新ロカカカの樹液をつるぎに接種させることにより、双方がロカカカを含んで「等価交換」を可能な状態に。

 

これにより、つるぎ側から「呪い」が透龍くん側へ移り、身体が砕けていく…!

 

 

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最後の鉢植えを損失させることも厭わぬ行動、ここの…呪いはあんたが全部持って行け、罪は全て私が背負って行く…という花都!

 

直後に実はしっかり厄災の反動を受けていて倒れてしまうものの、これは非常に「覚悟」 を感じる、とてもジョジョ的にシビれる場面でしたね~!

(* ̄∇ ̄)

 

 

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花都さんの機転により窮地を脱して、何人もが犠牲になった難攻不落の透龍くん(院長)を撃破!

 

ロカカカによる「等価交換」と東方家の「呪い」という初期からのテーマがひとつになる形での決着は、読者の誰もが納得の展開ではなかったでしょうか。

 

 

 

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なんてのも束の間、まだ息のあった憲助さんに“ワンダー・オブ・ユー”の魔の手が。

 

厄災の反動やら云々は純粋に透龍のスタンド能力ではなく、そういう自然の摂理みたいなものをスタンド能力によって利用していたということで、まだ余波が残ってたって事のようで。

 

せっかく助かっていたのに…ってピンチに訪れるのは、

 

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病院から東方家まで向かっていた定助!

ギリギリ間に合って“ゴー・ビヨンド”の能力により院長の幻影を吹き飛ばし、ようやくホントに一件落着…という。

 

透龍がまさかの花都さんにより撃退される展開はよもやでしたが、最後の最後はちゃんと定助で締めてくれましたね。

(;^_^A

 

 

 

そして…

最後の2話分弱では、このロカカカや岩人間の因縁や定助にも纏わるかもしれない、過去編のエピローグが。

 

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ある事件をきっかけに杜王町へやって来た、年老いたルーシー・スティール!

 

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と、名前をジョセフ・ジョースターと名乗る肩に星形のアザがある青年との話!

 

ここは本編に少し補足するだけのエピソードでしたが、前シリーズ『スティール・ボール・ラン』からの繋がりを直接描く部分や、後のホリーさんや定助の身体の片割れである仗世文(じょせふみ)にも纏わるところ。

 

とはいえ伏線の回収やら何やらってよりは、ファンサービスに近いものでしたが。

 

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岩人間からのピンチを脱した2人…という場面では、星形のアザから棘のようなスタンドを発現させたり、流れに関係無く一瞬“クラッカー”を手にするなど、ジョセフ的な要素が盛り込まれているあたりはまさにファンサービス。

 

一応こういう構想もあったというのを最後に描いてくれたのでしょうか?

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

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結局…

ロカカカは失われて序盤からの目的でもあったホリーさんの病気を治すことには至らず、定助の当初の目的自体は果たされず終いにはなってしまっていますが。

 

それまでロカカカを巡っていた岩人間の集団も片付き、とりあえずの平穏を迎えたってことでいいのでしょうか。

 

もしかしたら、ここで僅かに消化不良だったポイントが次の第9部でひょんなことから回収される可能性も…まぁゼロではないってことでw

 

 

 

そう、しばらく休みには入るらしいですが、荒木先生から次の部も準備段階ではあるようなコメントが出されていましたから、まだまだジョジョサーガは続く!

 

ということですね!(^^)

 

 

 

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ちなみに、件の最終回が掲載されたウルジャン本誌…

私も近隣で結構何店舗も探し回りましたが、どこ行っても発売するやいなやの完売となっていて。

 

なんとか店頭で残っているのを見付けた友人に頼んで買って貰ってたのを先日受け取りまして、ようやく読むことが出来ました。

( ;∀;)

 

 

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巻頭カラーによる最終回は勿論ですが、大好評だった実写ドラマ版『岸辺露伴』の新作や、荒木先生以外が描くコミカライズとしては初となるスピンオフ作品の告知など、詳細はまだだけどいろんな情報も載ってましたね。

 

それらもこれから少しづつ話題に挙がってくるだろうと思いますが、まずは、長らく続いた『ジョジョリオン』が無事に完結を迎えられて良かったなというところ。

 

 

それまでは…

 

また単行本を最初っから読みなおして、なんだか分からんかった部分も復習しつつ、第9部が来るまでには『ジョジョリオン』がどんな話だったか理解しておく作業に入ろうかと思いますッ!(笑

\(  ̄▽ ̄)/

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)