先日、また悲しいニュースが。
『ゴルゴ13』で有名な、漫画家(劇画家)のさいとう・たかをさんが亡くなられた、という。
50年以上に渡る同作品の連載及び単行本の巻数でギネス記録も持っていた巨匠の、突然の訃報。84歳、膵臓がんだったとのことですが。
今尚続く『ゴルゴ13』さながら、勝手にいつまでも御元気で執筆されていくものと思い込んでいたから、とにかく衝撃的でした。
個人的な話だと…地元のまんが美術館では春に原画収蔵の記念展なんかも催されて、コロナ禍だから仕方無いけどいつか来館されて何かイベントでも、なんて想像していたのが随分昔のことに感じでしまう。
『ゴルゴ13』はどうなるか…ということに関しては、以前から自分が描けなくても続けられるようにと御自身のプロダクションでシステム化もされていたおかげで、連載は継続とのこと。
小学館からも公式に連載継続のアナウンス。
これまでも長寿作品の連載中に原作者の方が亡くなられても作品が続く場合はありましたけど、これに関してはかねてから準備もされていた事なのでより正統な継続、ですね。
こうなってしまうと記録云々ではないと思いますが、それでも作品が不慮の事情で終わってしまうことを避けられているのは救い。
年齢的には致し方無い部分もあるかもしれませんけれども、まだまだ現役で頑張っておられた方なので本当に残念でなりません。心より御冥福を御祈り致します。