こんばんてーん
げきみそです。
先日の続き、ということになりますがー
食玩“SO-DO CHRONICLE”の『オーズ』シリーズよりプレバン限定で販売されていて先月届いた2セットの片割れ。
同じく“CSM”オーズドライバーにて設定が起こされた(未来のメダルを用いて変身する体の)未来系コンボ、から残りの2つ…のうち1体を。
こちらは“ムカチリコンボ”。
以前のサラミウオ、シガゼシと同様に汎用手首パーツと武器のメダジャリバーが付属します。
おそらくメダジャリバーに関しては、そのフォームで使われるかどうかって事ではなく、プレバン限定セットの各パッケージに1組づつ(手首パーツのあるフォームに)付属させてる感じですね。
これもシールがそこそこあり、頭部を除く本体の塗装は前腕だけと未来系コンボの中では少なめ。武器関連のシールが面積を占めているとはいえ、やはり手間はかかる程度。
とことで、
(武器無し状態)
(当コンボは両腕に武装があるのがデフォっぽい?)
▽仮面ライダーオーズ ムカチリコンボ
未来のコアメダルから“ムカデ”と“ハチ”と“アリ”の3枚で変身するフォーム。
コンボのテーマは本編にも登場する“ガタキリバ”と同じく昆虫…と思いきやムカデがあるので、虫(節足動物)全般?
って思ってて調べたら、どうやらアリも含めて共通点が“毒虫”の有毒虫系コンボ、らしい。
その特徴は「毒精製能力を持ち、その隠密性の高さで敵を秘密裏に仕留める」なんて書かれているので、毒属性の攻撃に加えて隠密行動(静穏移動なのかステルスなのか)による暗殺向きのコンボ、という事でしょうか。
それと、サラミウオ以外の未来系コンボが各ライダーゲームへ客演した件でのムカチリは、
PS4及びSwitchにて昨年秋に発売されたゲーム『memory of heroez』へ参戦。
シガゼシやセイシロギンみたいに物理的なカードというグッズ化はされていませんが、未来系コンボでは唯一コンシューマゲーム作品に出演、該当ゲームもアクションゲームなので必殺技だけでなく細かい動きまで見られる…と考えたら最も優遇されてるのかな。
…余談ですが、現行だったゼロワン以外は本人ボイスではない当作、オーズ(火野映司)役は現在色々と話題のたっつんでした。
(;^_^A
私は対応ハードは持ってるけど、なんとなく様子見したまま今もって手付かずで未プレイなので…
ちゃんとゲームをやれば各種攻撃アクション等でムカチリの能力はよく分かるんだろうけど、それを確かめてる暇もなかったので(笑)これまで通り調べて分かった範囲で、各部位のメダルの能力を。
まずは頭部の、ムカデヘッド。
黄色い複眼の他にも多くの小さい目があるらしく、登頂部の触角を含め高い認識能力がある頭部。隠密性ってのも、この認識能力により暗闇や喧騒の中でも全く影響無く行動可能。
この触角頭部“センターセンチピード”という器官は…
なんと、伸びる!w
ゲーム中でも出来るのか、ムカデの身体みたいな触角を伸ばして毒を注入するとか絡めて締め上げる“センチピードチョーク”なんて技があるそうで。
ちなみに、ガタキリバではコンボ成立で増殖する…なんて事になるコンボ特性ってのがあるんですが、ムカチリの特性は“細胞増殖”として身体の特定部位が伸縮するっていう。
その特性によって細胞増殖→ムカデ触角の体積が増して伸びる、という考え方だそうです。
上半身の、ハチアーム。
左右に装備があり、右腕には“ハチニードル”という突き刺しや毒攻撃も可能な武器。ニードル部が伸縮もして、刺す→毒のコンビネーションをぶち込む“スタッブオブビー”という技が。
これは…ニードルの形状も相まって、ほぼ仮面ライダーザビーですねww
左腕には蜂の巣型の“ハチシールド”、ハニカム構造と(ハチミツのイメージか)ゲル状の衝撃吸収材があり物理的な衝撃を大幅に軽減する。
特性の増殖能力では、このハニカム構造のパーツが増えて全身を覆えるほどの大きさまでに広げることも可能。
また、両肩の裏側には小振りな羽根が格納されていて、広げると高度は低いが飛行(浮遊?)するなんてことも出来るそうで、攻防一体+移動補助の能力も備える便利メダル。
そして脚部、アリレッグ。
モチーフ動物の形状が反映されるパターンではなく多数の蟻の模様が刻まれて、コンボ特性の増殖(伸縮)によるズームキック的な技の際には蟻の模様も増える。
また実際に蟻がいろんなところを歩けるように、壁や天井でも平地と変わらず移動・活動が可能ということで、その辺も隠密性に一役かっているのだろう。
それから爪先や模様が大きな膝からは毒攻撃が可能な小さい針が仕込まれていて、キック時のついでに毒も注入するっていう。
蟻で毒針があるってことは…近年日本でも話題になってるヒアリとかかな?
基本的にムカチリコンボの各部位による攻撃は毒属性を持たせた技が可能であり、各種スペックは突出したものが無いが毒を絡めた特殊戦法が何よりのアイデンティティ。
スキャニングチャージ時の必殺技は、
ムカデ・ハチ・アリの3種類の毒能力をいっぺんにキックと共に相手へぶち込む“ヒートアリキック”!
…アリキックって言われると、なんかあれだなぁw
ゲーム内の演出では、センターセンチピードを伸ばして自身に絡めつつのドロップキックっぽい。
総じて、どうあっても怪人側そのままみたいな能力や必殺技ですから、これは本編には使われないだろうなぁ…と納得してしまうよねぇww
で以下、お馴染みの亜種形態チェンジ遊び。
とりあえず同じ虫系コンボのガタキリバと並べてみる。
こう見ると、ガタキリバはかなり正統派なビジュアルしてますね。…コンボ特性のせいで出番は僅かだったがw
ガタキリバから各部位をひとつ借りてみる。
カマキリヘッドなら触角伸ばしの代わりに電撃攻撃が可能なので、属性は変わるがリーチは大差無かろう。毒は打てないが広範囲攻撃が出来るね。
カマキリアームなら武器がニードルからソードになり、シールドが無くなるが二刀流でより攻撃的。隠密性の点ではこっそり近付いて毒ではなく一刀両断、って感じに。
バッタレッグなら隠密性よりジャンプ力と瞬発力に特化するため、ニードルを活用した一撃離脱戦法になるかな。…奇しくも“ザビー”と“ホッパー”の特徴を同時に使えますねぇw
定番の、タトバの腕だけ交換。タカハチバ…かな?
これはトラクローと同じく(斬るか突くかの違いはあれど)近接武器のニードルと、接近時の小競合いにも役立つシールドがあるので、毒がなくても案外バランス良く戦えるのでは。
各部位の特性を活かすなら…と考えても、ちょっと独特な並びでもあるので組み合わせが微妙なところですが
アリレッグの壁や天井でもいけるってポイントはタコレッグと似てますから、シャウタが陸に上がったら脚を換えてコンボ時の負担を減らしつつ独特な移動力を損なわず立ち回れるのでないかな。
…裏を返せば、亜種にアリレッグを入れることを考えても毒を使う前提でなければタコレッグでいい、となってしまうなw
またアリレッグ、色味だけで揃えるならサゴーゾに。
フットワークは増すからゾウレッグ時よりも積極的に攻めれるだろうが、おそらく隠密性の元であろうアリレッグと騒がしいゴリラアームの相性はイマイチか?
色味で揃えるハチアーム、黄色なんでラトラーターに。
ここはタトバに入れた際と同様にクローからニードル+シールドになりますが、チーターレッグの俊敏性と毒針の一撃ってのは意外と良いかも。
ちなみに、小説版における800年前のオーズが暗殺向けとして使っていたのがラトラーター、音も無く駆け寄り攻撃が出来ることからアサシン的なフォームとしても運用されていた模様。
更に色味だけでのムカデヘッド…は紫だから本来は亜種の無いプトティラに入れてみる。
パッと見の感じは同系色で悪くないですけども、プトティラ側からすればプテラヘッドが無くなることで飛べなくなるデメリットのが大きいなぁw
ムカデの頭もコンボ特性で伸びるということは逆に亜種だとセンサー+登頂部の毒針くらいだから、限られた状況でセンサーに頼る以外の亜種での有用性は低いのかもしれない。
あと、モチーフは遠いが同じく毒を持つコンボとして劇場版の“ブラカワニ”があります。
ブラカワニは爬虫類系コンボですが頭部が“コブラ”のため有毒、しかしこちらの毒は攻撃ではなく自身に内分泌させることで治癒・再生能力へと転用している、という。
その頭だけ借りて…
亜種でも再生能力が得られるかは微妙なところですけど、笛を吹いてターバン状に巻き付いている蛇が伸びてって攻撃する技なんかもありますから、ムカデと似たような使い方にはなるか?
前述のシャウタにアリレッグみたいに、コンボの負担を減らす目的で置き換えるなら悪くないかも。
…なんていう、ムカチリコンボとそれに含まれる各部位メダル。
亜種にした場合を考えると、ハチアームは汎用性ありそうだけど頭と脚は相性の良いものが僅かで。
仮に本編にムカチリの3枚があったとしても、タカ+ハチ+状況によって何れかの脚、という使われ方がせいぜいだったのだろうか。
コンボ成立すれば毒特化って唯一無二の性能があるけど、映司くんは好んで使わなさそうw
(;^_^A
さて、とことで“ムカチリコンボ”でしたが。
能力的にはダークライダー風味も強めですけど、従来の各コンボとの差別化を考えた時に“毒”というのは意外と空いてるポジションでしたね。
こうやってデータを調べて、食玩フィギュアもブンドドしてみて、結構気になるところもあるので…多分近いうちにゲームの方も手を出してみるかもw
これで未来系コンボは、残り1体。
それは勿論、また次回のお話しとさせていただきます。←
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)