こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

先週、30周年やなんやで『クレヨンしんちゃん』のゲーム版を久しぶりにやってみよう、っていう流れで初代GB版の第1作目をプレイしましたが。

 

私が持ってたのはその1本だけだったんですけど、どうせだから…と思ってシリーズ何本か中古で探して来まして…さっそく見付けられたものをプレイ。

 

IMG_20210813_091344.jpg

GB『クレヨンしんちゃん2~オラとわんぱくごっこだゾ~』(1993年、バナレックス)

 

 

前作とおなじく93年発売、まぁ昔はナンバリングタイトルが数ヶ月でリリースされることも珍しくはなかったですが、据置ハードでも展開していた為か発売元はバンダイではなく下請け(?)のバナレックスというメーカーからになっています。

 

ただ、グラフィック面やシステム等は基本的に前作と同様なので正統続編といった感じではありますけども。

 

 

IMG_20210813_091413.jpg

IMG_20210813_091445.jpg

ゲームの流れも同様、各ステージ毎に会話パートから始まりアクションパートがあり、何処かしらでミニゲームがあるという。

 

ちなみにステージ1は遊園地に遊びに来たということで初っ端からゴンドラや滑り台(斜め床)がある空中移動メインの構成となり、前作との比較だと難易度は上がっていますね。

 

IMG_20210813_091506.jpg

変更点は幾つかあり、前作ではアイテム取得により一定時間だけ使えた攻撃手段(シャボン玉)は標準装備に、また時間制限が無くなりました。

 

大きな追加ポイントとしては“よいこスタンプ”という、ステージ中に5個隠されたコレクションアイテムの収集要素があります。

 

タイムアウトが無くなったこともそうですが、敵に当たれば1発アウトだったのがチョコビ(マリオのコインに相当するやつ)が一定数あれば防げるようになったり、よいこスタンプがライフの代わりになったり、

 

アクションの難易度が上がった分、なるべくアウトになり難い措置は作られているので、ゲームが苦手な(まだ上手くない)子供でも楽しめるようには考えられています。

 

 

IMG_20210813_091525.jpg

ちなみに、ステージ1のミニゲームは紙相撲。

十字キー左とAボタン(ゲームボーイ本体の左右端にあるボタン)を連打してコマを動かして相手を倒したり押し出したりする、っていう。

 

十字キー左の連打っていうのが、あまり慣れない操作なのでコツを掴むまでは難しい。

前作同様、タイトルからミニゲームだけを遊べるので練習して横綱まで勝ち抜けるように…という、やり込み要素にもなっていますね。

(  ̄▽ ̄)

 

 

IMG_20210813_091552.jpg

ステージ2は、しんのすけが自作の本を本屋に置いてもらおうと出掛ける。散歩も兼ねてシロが後を付いてくる見た目の遊びもあり。

 

IMG_20210813_091617.jpg

ここでは、よいこスタンプを4個以上集めて本屋に行けば(渋々)本を置いてもらえるという。

 

基本はノーヒント隠しアイテムなので、場所が分からなければひたすらステージ内を探し回ることにもなりますが、見付けられなければ諦めて次のステージに進むことも可能。

 

そんな条件があるからか、このステージに限り敵に当たって消費されたスタンプは取り戻せるようになっています。

 

IMG_20210813_091633.jpg

ミニゲームは、缶蹴り。

前作ラストのシロ探しに似たシステムで、エリア内で誰かを見付けたらボタン連打で走って先に缶にタッチすれば勝ち。…探す際の発見基準が分からず、ちょいとストレスだがw

 

このミニゲームをクリア後(別に缶蹴りに勝たなくてもいい)には、マサオくん達がスタンプ回収役をしてくれて敵に当たろうがステージ全面を隈無く探せる一方、ミニゲームさえ消化してしまえば先に進める易しいステージではある。

 

 

IMG_20210813_091716.jpg

IMG_20210813_091732.jpg

ステージ3は、ばら組の川村くん(チーター)と揉めて追いかけられるなかゴールまで向かう、これまでとは趣向の違うものに。

 

出てくる敵キャラはスピードとジャンプ力に優れたチーターだけですが、踏んでも一定時間動きを止められるだけなので隙をついて先を急ぐ(それをしつつスタンプを探す)アクション性の高いステージ。

 

しんのすけも一定時間ジャンプ力が大幅に上がるアイテムが何ヵ所かに置いてあるので、慣れれば高さもある広いステージを縦横無尽に巡る爽快感がありますね。

 

IMG_20210813_091751.jpg

途中にあるミニゲームは、追ってくるチーターは無視して(笑)サッカーのPK対決。

 

蹴る方向とパワーゲージを止めてシュート、運良く相手キーパーが外してくれればゴールw

こちらのキーパー操作では左右に跳ねる(もしくはその場)方向とジャンプするかどうかのボタン押しなので、実質6個所の何れかを予想して止めるという若干の運ゲー。

 

グラフィック的にも相手の動きを読むなんていう要素はないので完全な運頼りかと思いきや、キーパー時には位置があってても飛ぶタイミングがずれると入れられるとか、やけにシビアなところもあって妙にムズいw

 

 

IMG_20210813_091816.jpg

ステージ4は、スーパーにお使い。

住宅街からスーパー内まで地続きのエリアを進み、レジの店員さん(に相当する画面の箇所)まで行くと会話パートが入り買い物完了、その先(店の外)まで行けばゴール。

 

買い物では選択肢が出る(頼まれたのはにんじん、他の野菜含め4択がある)けど、間違ってもゴール後の会話パートでのメッセージが変わるだけでクリアに支障はない。

 

この辺まで来ると彷徨いてる敵の応酬も激しくなっているので、なかなかスタンプ維持してのゴールが難しくなる。

 

IMG_20210813_091834.jpg

ここでのミニゲームは、道中に出会ういつもの面子とあっち向いてホイ対決。

 

ジャンケン→向き、の選択を十字キーのみでやっていく単純なルールと操作だが、ジャンケンに勝てるか&向きが合うかはランダムっぽいので完全に運ゲーなのかな?

 

…子供の頃だったらひたすら遊んで法則性を見付けようとか頑張っただろうなぁw

 

 

IMG_20210813_091914.jpg

そして最後のステージ5は、みさえから言われて急に鬼ヶ島に鬼退治に行くっていう。

 

迫る敵の攻撃も多く、狭い足場やワープ床などのギミックもありアクション的には最終面らしい難易度、ここだけはミニゲームも無く純粋にクリアを目指すことになるんですが…

 

IMG_20210813_091936.jpg

ステージラストには、ラスボスの鬼(?)が登場。

この時に必ずアクション仮面に変身するアイテムを取得して対決となるので、前作には感じられなかったラストバトル感があります。(なんの説明もなく唐突だけどw)

 

アクション仮面状態ではスピードとジャンプ力が上がり、ビームが撃てるようにもなりますが、一定時間で解除されてしまう。

その間に倒せればいいけど…それがほぼ無理なくらいの耐久力を誇る、鬼w

 

最初は全然倒せないから何か条件があるのか? と思っていたんですが、単純に攻撃(アクションビームor踏む)を12回も当てなければならず。

鬼はダメージ後の判定無し硬直も僅かにあり、背景の柱に隠れる動きもするので、私はどう頑張っても変身中には10発までが限界でした💧

 

ダメージ蓄積毎に鬼は移動スピードが上がるので、隠れる↔️まっすぐ走るのシンプルな動きながら、踏むタイミングは結構難しい。

 

 

IMG_20210813_091954.jpg

これを倒すと自動的にステージクリア、会話パートでは夢オチだったことが判明。(しんのすけも自覚有り)

 

あとは、そのままエンディングなんですが…

 

IMG_20210813_091652.jpg

IMG_20210813_092010.jpg

各ステージにて回収したスタンプ、都度リザルトが出るなぁと思えば、どうやら全て回収(ダメージを受けずに保持)してクリア出来るかどうかというやり込み要素でもあったようで。

 

私は場所が分からなかった幾つかもありましたし、実質ノーダメージクリアを目指すってことなんで、ここまでやるのは玄人向けの要素になりますかね?

 

一応、調べたらエンディングに少し演出追加される(所謂、真エンディングが見られる)そうなので、そこまで考えたら意外と難易度は高いゲームだったのかも。

(;^_^A

 

 

IMG_20210813_092028.jpg

完全攻略とはなりませんでしたが、とりあえずクリア!

 

前作は30分もあれば余裕でクリア可能な程度でしたが、今回も5ステージに増えて難易度が上がったとはいえ(スタンプに拘らなければ)1時間以内でクリア可能なボリューム。

 

スタンプ集めの要素もあり周回プレイの甲斐もありそうですけど、個人的には前作と比べてミニゲームが運ゲー寄りになってるのが少し惜しいところでしょうか。

 

アクションゲームとしては確実にやり応えが増しているので、前作でゲーム入門した子供のステップアップとしては妥当な程度…なんですかね。(知らんけどw)

 

 

 

そして…

これと一緒にまた何本か『クレしん』のゲームは見繕えているので、今月はまた同じようなことを書くと思います。(笑

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)