こんばんてーん
げきみそです。
先月発売の、ですが
『キン肉マン』の最新、74巻!
(  ̄▽ ̄)
前巻、オメガの民との戦いから休まる暇もなく始まった新章。
かつて“慈悲の神”だった超人閻魔=ザ・マンのように下天してきた神々“超神(ちょうしん)”との、あらためて超人界の存亡を掛けたカピラリアの欠片(ピース)をめぐる抗争。
開幕戦はビックボディ、からの強力チームの奮闘が描かれるという意外な展開、更にそこから知性チームが各地に現れて超神と対峙するという、対オメガ戦からフェニックスが想定していたであろう流れに。
そこで、かつてのオメガマンの穴を埋めるべく…ビックボディに自身とのタッグ結成を持ち掛けるフェニックス!
( ̄□ ̄;)
…っていうところからの今巻。
他の超人達も遅れて駆け付けている世界各地のリングでは、元知性チームvs超神の戦いが始まる!
先の強力チームは王位争奪戦の際と同じく…でも多少の見せ場は設けられての噛ませ犬(笑)となってしまいましたが、今度は旧シリーズでも幾多の激戦を繰り広げた知性チームですからね。
相手が悪いとはいえ、そこは善戦以上の活躍はあるんじゃないかと、期待半分不安半分に本誌掲載時点から毎週楽しみに読んでおりましたw
そんな新展開、先鋒はプリズムマン!
そもそも超人を無力化させる“カピラリア”唯一の使い手として登場、その設定のベースが作られたきっかけの超人でもあるので、どんな風に戦うか…よりもシナリオ的にどう扱われるかが注目でしたが。
相手の超神は“憤怒の神”バイコンーン。
明らかに格上であろう相手に対して、お得意のカピラリア光線を仕掛けるが…
元が神であるバイコンーンにはカピラリアを防御する術があり通用せず、またここで超神は皆一律で9999万パワーであることも語られ、案の定ピンチのプリズムマン。
だが、起死回生の“ベルリンの赤い雨”も炸裂して窮地は脱する!
この過去に戦ったライバル超人が正義超人のフェイバリット技を引用する流れ、前々シリーズの悪魔超人あたりから見られた展開ですが、近年のゆで先生の流行りなのかな?w
そして、この傷痕からガードに綻びが生じてカピラリア光線が通じるように!
相手のフェイバリットを受け満身創痍のなか、捨て身の大技で知性チーム先鋒として金星を飾ったプリズムマン!…意外な展開!←
超神を仕留めて試合には勝ったものの自身も限界となり、駆け付けていたうちの1人…元人間から超人へと成った経緯があるため実はカピラリア光線が効かないという設定が急に出てきた(笑)ジェロニモへと欠片と己の能力を託して倒れたプリズムマン。
彼が何故にカピラリアを扱えるのか…という謎に対する解答は、そもそも知性の神から預かったカピラリアの欠片から生み出された超人だから…という。
ってことは王位争奪戦にて他の超人をメタるために急造された超人、だったってことなのかなぁ。
(  ̄ω ̄)
何れにせよ、王位争奪戦終盤での対ラーメンマン戦などでは情けないところも露呈していたプリズムマンですが、今回はその雪辱も晴らすだけの活躍をして、更に以降へ繋がる重要なファクターも残してくれたということに。
良かったなぁ、噛ませ犬にならなくてw
そして知性チームvs超神の2戦目。
こちらでは“安寧の神”ザ・ナチュラルに対して、あのアシュラマンの師匠という他超人との関わりもある設定で登場していたサタンクロスが挑む。
元はアシュラマンの師匠であったサムソンティーチャーと、寄生虫サタンクロスが融合することで手足が増してケンタウロスのようなビジュアルになっている超人。
それを生かした独特な戦法で翻弄するも、尽くあしらっていくザ・ナチュラル…と、ここでも地力の差が表れて。
奮闘も虚しくサタンクロス(寄生虫の方)が先に葬られる。
あらためて単体の超人となるサタンクロス…もといサムソンティーチャー、ここに駆け付けたアシュラマンの呼び掛けにも思わせ振りな(おそらく何かへの伏線?)発言をしつつ、果敢に戦うが…
ザ・ナチュラルのトリッキーな動きに必殺技も凌がれ、万事休す!
といったところで、今巻は終了。
私はプレイボーイ本誌掲載が再開してから毎週ちゃんとチェック出来ているので、この辺からはもう流れは追えているんですが、やはり知性チームはフェニックスから聞いているのか事情を把握しているらしく、更に先を見越したような戦いをしていますね。
カピラリアの欠片を巡る争奪戦の先に何があるのか…という事も気にしながら、しばらくの戦いを見ていく感じになりそうかな?
次巻はサムソンティーチャー戦の決着、そして遂にあのマンモスマンが登場ということになってきますから、ますます見逃せませんね!
(  ̄▽ ̄)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)