こんばんてーん
げきみそです。
実はここ1年くらい、買ってはいるけど読めていない積みマンガ(積みプラモ的な)が結構溜まっていまして。
さすがに整頓も出来ていない感じになってきているから、そろそろしっかりしないとな…なんて、先日のアメトーーク“マンガ大好き芸人”の回を観ながら思ったり。(笑
(;^_^A
とことで、今日はこんなのを。
『ワールドヒーローズ』3巻!
以前にも書いた気がするけど、90年代の格闘ゲームブーム時代にシリーズ展開されていた作品のコミカライズ版。発売されたのは半年前くらいですが💧…とりあえずこちらが最終巻となるようです。
2巻まででは、タイムマシンを使って世界各国から歴史上の“英雄”を集めて試合を行う「ワールドヒーローズ」という大会がリニューアルされ「~2」になり、新たな参加者も増えた英雄達がトーナメント戦を繰り広げている最中。
この「~2」はゲーム本編のナンバリングに準じて、それを踏まえた新キャラ追加という流れでした。
試合の方では、試合前に主人公のハンゾウと絡みのあったマッドマンが前期から登場しているカーンと戦い。
また新キャラ枠の女性柔道家リョウコは、よりにもよって初戦の相手がラスプーチンw とか。
リョウコは…色物揃いのワーヒーにおいて正直影が薄かったからあまり覚えてないんだけど、個人的にマッドマンは持ちキャラの一人だったのでマンガ版では真っ当な活躍をしてくれてて嬉しいですね。
(  ̄▽ ̄)
そして前期からハンゾウとの因縁(いい意味で)も続くフウマvsジャンヌ、などもありトーナメントは白熱していくんですが
その裏でハンゾウは、大会の主催者・ゼウス氏の陰謀を暴くべく潜入捜査をするも実はゼウス派のヴィランであったジャックと呂布に闇討ちされて危機一髪!っていう。
この辺はゲームの「~2JET」辺りから引用ですかね。
しかし、ゼウスのキャラはちょっと違うのかな。
元々は神がモチーフ(実質はサウザーw)だったけど、このマンガ版では自身が英雄になろうと企むエンターティナーといった感じになってますね。
そこにギガスの液体金属と融合してパワーアップするといった、ビジュアルはゼウスをベースにして歴代のボスキャラ要素を一纏めにしたような?
圧倒的な戦闘力はゲーム本編の通り…いや、ゲームでの性能がバグ級だからなぁw
猛者が束になっても敵わない強さにも果敢に挑み続ける英雄達、ハンゾウを中心にして豪華な連携の波状攻撃はゲームで各キャラを見ている人にはなかなか熱い場面!
最後はより強力に進化した…結果、別のボスキャラとなったゼウスとハンゾウの一騎討ち。
そこに至るまでの経緯によりハンゾウだけは相手の隙をつけるという、まぁまぁシナリオの都合によるところもありつつ(笑)激闘を制する英雄達…というね。
クライマックスは少年マンガさながらに熱い王道パターンっぽいけど、エピローグに少し辛辣な設定も見せながら結果的には明るい締め方で。
ゲーム本編がわりとバカゲーに近いインパクト重視な雰囲気でしたし、サッパリした感じがワーヒーらしくて良かったかなと思います。
前巻では「GANGAN行進曲」とか3巻では「ニンジャコマンドー」など同社の他ゲームとの繋がりも描かれているので、その辺のゲームに詳しい人はそれだけでも面白いんじゃないかな?
(  ̄▽ ̄)
…最後は“NEO-DIO”の影と「~パーフェクト」への匂わせを描いてるってのも、マンガとしての締めよりもファンサービスを優先してる感じで、本作のターゲット層がよく分かりますねw
ちなみにー
このマンガ版『ワールドヒーローズ』は、単行本の最終3巻とほぼ同時にコンビニコミック版で全巻分が纏まったものが出ていたので、拘らなければこの1冊で足ります。
なんなら、単行本1冊分よりこれ1冊の方が安いですしww
かつての格闘ゲームを知っている人には是非とも、機会があれば読んでみて欲しい良作でしたねぇ。(^^)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)