こんばんてーん
げきみそです。
『仮面ライダーW』といえば…
先月末に、正統続編コミカライズ版『風都探偵』の新刊(9巻)が発売になっていました。
毎巻恒例となっているキャストインタビュー、帯にもある通り今回は“エターナル”の松岡さん!…これが載ってるだけでもう読みたいですけれどもw
(  ̄▽ ̄)
今回の事件は、風都タワーの記念祭を狙ったテロから標的にされているタワーとゆるキャラの“ふうとくん”を守るというもの。
風都マニアの翔太郎は本物の着ぐるみを目の当たりにした瞬間からテンションがクライマックスでしたが、なんやかんやで本作で謎のヒロインであるところの助手・ときめがスーツアクターの代役を務めるとこに。
タワーを狙うテロリストは“蒼炎群”を名乗り、かつて映画版『AtoZ』にてタワーを破壊するに至った首謀者・仮面ライダーエターナルを崇拝する者達、っていう。
このエピソードだから松岡さんのインタビューが実現したのか、順番的にインタビューが松岡さんの番だからこの設定にしたのか…どうなんだろうか。(笑
“マグマ”や“コックローチ”など本編にも登場したメモリーを使用している敵集団だったが、本作の現状黒幕となる万灯の横槍で新たなメモリーを手にして犯行に及ぶ。
それが… クラブ・ドーパント!
抽象的だったり凝ったデザインのドーパントが多めのコミカライズ版ですが、ここに来て原典回帰的な生物モチーフの怪人という。
生物系では“アノマノカリス”や“スミロドン”など古代生物とかゴキブリみたいな古代から居る生物のモチーフが主な『W』ですが、普通に蟹ってのは逆に珍しいですね。
脚の感じとかタラバっぽいしw
ただ、このクラブが意外に難敵…という展開。
能力は鋏から発射される斬撃と全身から泡を出してダメージを早急に回復する再生能力ですが、前者は強固な“メタル”も貫き後者は“エクストリーム”の攻撃ですら瞬時に治す、と。
見た目は地味だが攻防共に振り切ったポテンシャルを持っているため、フィリップの検索でも打開策が割り出せないなんて窮地に。
ここは一見そうでもなさそうなメモリーでも変身者との相性により能力を最大限引き出せれば侮れない強さになる、という演出も兼ねているのかな。
本作では変身前でもメモリー能力の一端を発揮出来る“ハイドープ”など、メモリーの技能だけでなくそれを使用する者によって強弱に大きく関わる、なんて部分を描いてますからね。
それこそ、翔太郎が使う“ジョーカー”の底力と結び付ける為…もあるんだろうけど。
そんな想定外の強敵に対して、悩むフィリップとそれを励ましつつ特訓をする翔太郎。
再戦では、エクストリームすら退けた相手に“ヒートジョーカー”で挑む!
過去巻のエピソードではオリジナル形態の“ファングトリガー”なんてのも登場しましたが、従来の亜種形態でも比較的出番の少なかった組み合わせでの決戦。
これが特訓の末に翔太郎が考えた秘策になるんですが…
劇中の必殺技でもある“はんぶんこパンチ”こと(笑)“ジョーカーグレネイド”からの、新必殺技“ジョーカーバックドラフト”なるものも炸裂!
(  ̄▽ ̄)
エクストリームも悪くないんだけど…
やっぱり個人的には各形態を相手に応じて組み替えながら戦う戦法がWの妙技だと思っているので、こういう演出は大好物です!←
特にジョーカー側の進化みたいのがポイントになってそうなので、となると…今後は“ルナジョーカー”での気持ち悪い(いい意味で)新必殺技なんかにも期待したいなぁww
裏風都の万灯の言動や、徐々に戻る片鱗を見せているときめの記憶など、まだまだ謎はそのまま。
とりあえず今回は“エターナル”が故人ではあるものの映画版の一件がしっかりと風都の街に影響を残していると描かれ、コミカライズ版が内包するところがまた少し拡がった感じがしますね。(^^)
ちなみに…
新刊発売直前のスピリッツ本誌では、それも定例通りに松岡さんのインタビューが巻頭カラー込みで掲載されていました。
…いやぁ、やっぱり滅茶苦茶カッコいいよねぇww
元々SOPHIAも好きだったから『AtoZ』自体が歴代ライダー映画でもスゴい好きな作品だったし、いつもは単発だけの映画版ボスライダーがVシネマで主役になるわ『ジオウ』でも結構な役柄で本人出演で再登場するわ、良いキャラクターになったなぁ。エターナル。
回想シーンくらいしか出来ないだろうけど、いずれまたエターナルの絡むエピソードが描かれたら嬉しいですねぇ。
(* ̄∇ ̄)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)