こんばんてーん
げきみそです。
先日も弄った仮面ライダーの食玩“SO-DO CHRONICLE”の『クウガ』ですが、とっくに第2弾も発売済みなのであまり間が開かないうちにそれも開けましょう、とことで。
第1弾はマイティからタイタンまでの4フォームとなっていましたが、第2弾ではその前後となる残りの3フォームがラインナップ。
初弾で基本4色、次弾で最終まで、ってのは“CHRONICLE”では同じくボディとアーマーの分かれ方をしていた『電王』と同じ流れですね。(^^)
ってな訳で、ラインナップ番号としては順逆に追うことになりますが劇中の順にこちらから。
五代くんが初めての変身時になった姿、五代くん自身が仕組みを分かってなかった最初期や精神的・身体的に不安定な状態で見られる不完全形態である“グローイングフォーム”。
後に『龍騎』のブランク態や『電王』のプラットフォームなど所謂“最弱フォーム”的な、本変身の前段階というフォームの元祖みたいな存在ですね。
第1弾では共通だったボディセットですが、第2弾では(これも『電王』のと同じく)各々のフォーム専用となっています。
グローイングでは第1弾と同じ素体でアーマーセットもマイティのものとほぼ同一の内容に。
▽仮面ライダークウガ グローイングフォーム
不完全なフォームなので劇中の出番はあまり無いですが、第1話での御披露目やペガサスフォームにて活動限界に達して倒れた際、グロンギの毒に蝕まれて仮死状態に…など、場面は何れも印象的ではあります。
「…変わった!?」
当時は放送をリアルタイムで観てて、あの各部位毎にCGで変化していく演出は斬新でしたよねぇ。20年以上前のことだから今見たらチープかもしれないけど当時の驚きは忘れられない。
(  ̄▽ ̄)
手首パーツなど付属品もマイティと同様…というか、頭部以外は色変えだけでいいですからねw
穴無しの拳パーツや、お馴染みのサムズアップ手も。
…なんかサムズアップというより「俺やで!」みたいなポーズになっちゃったけどw
また、第1弾ではマイティのみに付属していたキック見映え用の足裏パーツもそのまま付属。要はマイティキック用パーツ、ってことでしょうからね。
グローイングの戦闘シーンといえば、最初のグムン・バ(クモ怪人)とのがむしゃらなバトルともうひとつ、ギノガ・デ(キノコ怪人)戦での毒のせいでマイティになれないながらも足先のみ紅いエネルギーの溜まったキックの連打でギリギリ倒せたのが熱かった!
その必殺キック、ゲームなんかでは“グローイングキック”と名称が付いてたりしますけど“グローイング状態でのマイティキック”とする文献も多いですよぇ。
ちなみに今回の食玩ではギノガ戦の再現のために足首のとこだけ赤いシールも入ってますので、お好みによって劇中再現も出来ます。(私は素直に白を貼りましたけどもw)
前弾マイティと比較…といっても頭部(角の長さ)と色しか違いは無いんですけど。でも角が短いだけでちょっと可愛い(笑)印象にもなりますよね。
食玩的にちょっと良かったポイントは、前腕部のパーツが黒成形に各フォーム色塗装だったのがグローイングではそこだけ白成形になってるところ。
同じように黒の上に白では発色が悪かったのかなとは思いますが、だからといってシールではなく成形色から変えてくれてるのは有り難い。ゲート跡が目立たないし。
それと、マイティを出したついでに…
先日はちょっと忘れていた、他食玩シリーズの“SHODO”でもクウガはラインナップされていたので、そちらとの比較も。
やっぱり“SO-DO”の方が一回り大きい。
現在の“SHODO-X”にリニューアルする直前の旧“SHODO”終盤辺りなので造形はなかなかでしたが、シールを用いないシリーズなので塗装の頑張ってるとこと足りないとこの目立ちようはハッキリしますね。
不完全=弱いみたいなイメージのグローイングですが、ドラマ的には必要な存在で大きな意味はあるフォーム。
ヒーローとしては物足りないかもしれないけど五代くんの人間性みたいなものも垣間見えて、ただ強いだけじゃない逆にヒーロー然としたものが感じられて私は好きでしたねぇ。
(  ̄▽ ̄)
…それから、今回は続けてもうひとつ。
ライジングマイティから更に金(雷)の力…つまるところ電気ショック、を受けてパワーアップを果たした形態。
劇中でも度々現れていたクウガの黒い姿が(結果としてアルティメットに先駆けて)登場した、それまでのフォームを大きく上回る戦闘力を持つ強化フォーム。
こちらも付属品等はほとんどマイティと同様ですが、ボディはライジングマイティで右脚に出現するアンクレットが両脚に。アーマーはマイティの赤いとこが黒くなってるデザインですね。
▽仮面ライダークウガ アメイジングマイティ
所謂“黒の金のクウガ”、ライジングの時点で劇中の文献には無く古代の先代クウガには備わっていなかった形態なので、アメイジングは尚更現代オリジナルのクウガという存在。
グローイング以上に出番は非常に少なく、他フォームでは全く通用しなかったゴ集団最強のガドル・バを圧倒することになるが究極のグロンギであるダグバには歯が立たない…と終盤の急激なインフレの象徴ともいえますよね。
(;^_^
一部造形が違うため専用ボディにはなってますが、手首パーツなどの付属品はマイティと同様。
この形態での必殺技は、エネルギーを両脚でぶっ込むドロップキックの“アメイジングマイティキック”ですが、さすがに食玩の可動域では両脚をぴったり揃えるのは逆に難しいかな💧
マイティと。
アンクレットで脚が厳つくなってはいますが、膝より上の造形は一緒。とはいえ金のラインも増えてて仰々しさがありますよねぇ。
(  ̄▽ ̄)
あと、旧“SHODO”でのクウガはレア版としてアメイジングもありましたから一応比較。
結構あちらのシリーズは背面塗装が省略されがちなんですが上半身は金塗装が成されてるので、わりと頑張ってたんですねぇ。
(;^_^
と、いう訳で基本のマイティを挟んで“白”と“黒”のクウガ。
最初は真っ白なところから様々な原色単一の形態を経て最後は真っ黒になるっていう流れ、今にして思えば明瞭でバトルメインで観ている子供にも分かりやすくて、大人からしても心情の変化を見て取れて、良い表現だったなぁ。
(* ̄∇ ̄)
…で、残るひとつはまた次回に!
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)