こんばんてーん
げきみそです。
先日ー
秋田県は横手市にあります“ふるさと村”に併設された“秋田県立近代美術館”にて開催中の「ミュシャ展 -アール・ヌーヴォーの華-」に行ってきました。
もう始まってから1ヶ月以上は経っていますが、なんやかんやで暇がなくてようやく観てこれました。
(  ̄▽ ̄)
こちらは、1900年代初期に活躍された有名な画家(っていう括りでいいのかは分かりませんが)のアルフォンス・ミュシャの作品展示会。
ミュシャについては…
私はスゴい好きなんですけど知識は無いので(笑)、気になる方がいれば是非とも調べて知っていただきたいところですが。
この展示会、意外と全編が撮影しても大丈夫ということで。
最初は本人のポートレートがあったりしてからの、ミュシャの出世作“ジスモンダ”が大きく在って。この人物画は等身大なんじゃないかってくらいのサイズで迫力もありましたねぇ。
いろいろ解説も書かれてましたが、ミュシャは現代のイラストや漫画にも通ずる近代の日本にも影響がみられるような作風で。
だから個人的には“画家”というより“イラストレーター”というイメージだったんですけどもね。
おそらく伝わらないかもなっていう話なんですけど…
私がミュシャを好きになったきっかけが、2003~4年辺りに缶コーヒーのデザインに起用されてるのを当時たまたま自販機で見て、元々コーヒーの缶を集めてた(笑)ので珍しさから買ったんですけど(4種類くらいあったのかな?)
それが缶コーヒーだからって以上にデザインを気に入ったから調べたらミュシャだったっていう。それが結構昔の話になるけど、多分探せばウチのどっかにその空き缶も残ってる気がするんだよなぁ…っていうw
まぁ、そんな感じで美術とか全く関係無く気に入ったもんで知識とかはホントに無かったんですけど、そんな私でも十二分に堪能出来る充実の展示会!(^^)
左右で対になってるとか、四季をモチーフにしてるとか、何枚かの連作になってるものが連なってる箇所とかは統一感と差別化のバランスも美しいなぁと思いながら。
なんか資料集的な作品の全ページが壁一面にずらっと展示されてるとかは、ヲタ的には熱い光景w
人物画だけじゃなく食器類や植物・昆虫等から自然の景色等の背景に使われるモノのデッサンみたいなのも多くて、絵を描く人ならその辺が興味深いのでは。
…丸と星のデザインのやつ、ちょっとジョジョみがあって良いよねww
他にも書籍の状態のモノとか
紅茶とか飲食物のパッケージに使われてたモノとか
私は知らなかったんで意外でしたが、切手や証券なんかにも起用されてたりしたんですね。
これは当時フランスで活躍したあとアメリカに渡って晩年は祖国チェコに帰ってから国のために無償で…とか、なんやかんや歴史も自然と学ぶことが出来たのが思わぬ収穫。
展示の最後のところでは晩年に描かれた「スラヴ叙情詩」の全作がスライド映像で流れていたり。
しっかりと本人の歴史やら当時の社会情勢なんかと共に作品の変遷が観られるので、私みたいな「ちょっと絵柄が好きだから」ってだけで観に行ってもかなり楽しめる、初心者にも優しい企画になってましたね!
(* ̄∇ ̄)
これ、始まる前から広告を見て絶対に行っときたいなと思ってましたが、もっと早くから行って通いたかったな~!ってくらい良かった!
あと2週間近く期間があるので、もう1回は行けるかな?
(  ̄▽ ̄)
…普通に、素晴らしいアートを眺めて癒された、っていう話でした。(笑
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)