こんばんてーん
げきみそです。
発売はちょっと前になりますが…
『キン肉マン』、現在最新は71巻!
(* ̄∇ ̄)ノ
ちょうど自粛だ何だとか本作も連載がストップしてしまったりといった時期だったこともあって、そんな世の中で読者を勇気付けるような神谷さんと串田さんという圧の強い(笑)帯が目印!
前巻から続き、ソルジャーことアタル兄さんvsオメガマン(アリステラ)の熱戦。
これまでの戦いから“火事場のクソ力”に準ずるモノを手にしたアリステラ、一時は圧倒的かと思われた最中でもひけを取らないソルジャーに翻弄されてしまう。
キン肉族の“火事場”の源は“慈悲の心”にあり、復讐に拘るアリステラでは使いこなせていない、と説く。
…ここの背景には前シリーズで活躍が語られたキン肉族の始祖シルバーマンやタツノリ、現役のスグルがいるなかでの…真弓大王って直接良いところが描かれてないよねww
火事場のクソ力を使いこなせない事には戸惑いつつ、タッグマッチとしてはしっかり反撃に移るアリステラ。マリキータマンとのコンビネーションには迷いが無いが…。
今回ソルジャーとのタッグ役に抜擢され前巻では不安要素も払拭して見せたブロッケンJr.は、身体を張って「恨みに生きては未来は無い」と過去の自分を重ねて必至の説得!
これまで何人もの超人をマットに沈めてきたマリキータマンの“羽根抜刀”にも伝家宝刀“ベルリンの赤い雨”で返り討ちにするといった活躍、ブロッケンJr.は成長を描かれることが多いですが…彼は本来のポテンシャルをとうに越えていると思うww
それだけに、本来の能力以上を発揮出来る“火事場のクソ力”が重要だっていうアリステラ側の算段を体現していることですからね。
その役を担えるのが(消去法もあろうがw)ブロッケンJr.だけ、だったのかな。
そして、ソルジャーとのツープラトンも披露して遂に強豪マリキータマンを撃破!
“Lの陣形”の話が出たり、この技もナパームストレッチに加わる形での合体技で「あの時に使えなかった…」なんて実は血盟軍当時から開発はされていたっぽいフリもあっての、堂々とした決着。
そこから後は、ソルジャーがあの“アタル版マッスルスパーク”を敢えて使ってのフィニッシュホールドにより、暫く続いて来たオメガの民と正義超人達との戦いに終止符が打たれる!
\( ̄□ ̄;)
スグルとの戦いを通して友情パワー的な流れがモノを先に理解していたパイレートマンからも説かれ、悪しき伝統を正す決意をするアリステラ。
両軍共に多くの犠牲は払ったものの、長い歴史の軋轢にも光明が…なんて雰囲気になったのも束の間、
いよいよ、これまで長いこと影(?)だけで暗躍していた“大魔王サタン”が実体化&リングイン!
旧シリーズからずっと存在だけは示唆されてた大魔王ですが、今回はアリステラ達に入れ知恵をして最終的には神のパワーまで到達するであろうアリステラを依り代(現世での肉体)として“ザ・マン”を打倒したうえで自分が君臨しよう、っていう目論見だったという。
でも結局、自前のボディで現れて「オメガ連中が腑甲斐無いから制裁する」っていう展開に。
かなり引っ張った割にはアッサリ出てきた感のある大魔王サタンですが… (この姿もオーバーボディだと思ったんだけど…w)
満身創痍のアリステラでは当然歯が立たず、まだ動けるソルジャーが立ち向かおうとしたその時、ここでまさかの助っ人登場!
完璧超人始祖のひとり、ジャスティスマン!
Σ( ̄□ ̄;)
前シリーズではあのアシュラマンを呆気なく撃破、その後のテリーマンとの戦いも圧倒していたが次世代(現世代)超人の意義を認めて試合放棄という形でリタイアしていたジャスティスマンだが、同じく旧世代超人のサタンの相手は自分だということで馳せ参じ。
…つまり、全く姿は見せていなかったけど超人墓場のザ・マン達と同様にずっと傍観していた様子。
そしてここからは、次巻へと跨ぐサタンvsジャスティスマンの戦いとなるのですが…
この件は連載(web掲載)当時から結構な反響があって、なんだか面白い方向に賛否両論…なのか何なのか、とにかくネタ的にも盛り上がっていた注目の一戦ww
サタンの応酬を受けて不敵な笑みを浮かべるジャスティスというところで今巻は終るんですが、このあとネットをざわつかせることになるジャスティスマン、
他者を嘲笑うサタンに対する、この「黙れ ゴミ屑」と一蹴ww
今にして思えば、この2コマのシーンにその後の展開が集約されてたのでは? っていう感じもありますけれどもw
あらためて続きを単行本で読むのを…このエピソードばかりはワクワクしてしまうわ!←
(  ̄▽ ̄)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)