こんばんてーん
げきみそです。
とことで、スーパーミニプラ『勇者王ガオガイガー』第5弾のマイクサウンダース13世、後編。
3.バリバリーンセット
既に両方の箱絵には描かれていますが、マイクサウンダースが乗っている武器格納庫を兼ねた円盤状のフライトユニット“バリバリーン”が個別のパッケージに。
ランナーを見れば一目瞭然ですが、もうバリバリーン本体が大きいパーツのモナカ状態なので、パーツ数も少なく実際作るのにたいして時間もかからなかったくらいですが、幅だけはあるので単体パッケージ化するしかなかったんですねw
むしろマイク+バリバリーンをプレバン限定ではなく一般販売の弾に収録したバンダイの英断を讃えたい。←
(  ̄▽ ̄)
ってな訳で、さくっとパチ組み。
バリバリーンはどちらが裏表か分かりませんが… 個人的には表だと思っているこちら側から。車体(?)の赤い所ほとんどは塗装済みで、クリアパーツも使われているので雰囲気的な再現度は高し。
脚とか背中のパーツを何かするとこなく、そのままスポッとコスモロボ形態のマイクサウンダースが入れます。操縦桿みたいな棒があるので握手パーツを差せ、根元がボールなので適当な角度でも大丈夫。
スパロボ参戦時、コスモロボの戦闘シーンは基本的にこの状態でしたね。これで真っ直ぐ体当たりしてポコポコ殴るっていう。
みっちゃん(岩田さん)の「頑張っちゃうもんね!」っていう台詞と合わせて、とても可愛らしかったですねぇww
また、バリバリーンの口みたいな部分はちゃんと開きます。
しかも内側に(確か劇中では護くん達も座った)人間サイズのシートも。ミニチュアを入れられる程の大きさもないですが、こういう箇所を再現しているのは良いよね。
(  ̄▽ ̄)
それから、反対側。
ひっくり返すと、ブームロボ形態用に。
変形前後で全く姿が違うマイクサウンダースに対して、フライトユニットは円盤を逆にするだけで対応出来るってのもよく考えたら優秀な話。
後部の本体に比べたら小さいウイングもコスモ時の赤とブーム時のクリアグリーンと、そのまま引き出し収納させることで切り替えられます。
ブームロボ形態のマイクサウンダースを乗せると、こんな感じ。
実際の劇中ではステージ側がもうちょい大きかったですけど、おそらくコスモロボの方にバリバリーンのサイズを合わせたらこのくらいに、というところか。
そうすると、如何にマイクの変形が構造的にも縮尺的にも再現が難しいかというのが分かりますねww
そして、先のパッケージには無かった各種武装や追加のディスクも付属。
ディスクは劇中通り“ディスクP”と“ディスクM”の2種類が同じくクリアパーツにシールで。
それとギターにキーボードが合わさったような楽器型兵器“ギラギラーンVV”と、マイク(名前ではなく歌唱用の)型兵器“ドカドカーンV”が。
きっと他の食玩シリーズなら丸ごとホイルシールで被う感じになるであろうギラギラーンにはシールが無いですが、モールド等で造形はしっかり作られているので…腕に自信があれば塗装にチャレンジしてみても?
(;^_^A
劇中では他にもハーモニカ型のモノがあったり、橋にかかっているケーブルを弦楽器に見立てて使ったり(笑)ってこともありましたが、とりあえず代表的な2種を付属させた感じですね。
それらを装着。
関節パーツが独特なのでちょっと手子摺りますが、背中に畳んでいたコスモ時の腕は前側に引き出してギラギラーンを持たせることも可能。(そのためのダボも有り)
胸部にディスクをセットしてバリバリーンからギラギラーンを取り出して演奏することで、その振動波により特定の物質を破壊するという、コミカルなキャラクターに反してなかなかエグい能力。
先のパッケージにシールが付属していた“ディスクX”は、対象の周波数さえ解析出来ればこの世の如何なる物質でも破壊可能という、ある意味ガオガイガー以上に危険な代物。
そのため「デスウェポン」なんて言われて、普段はコスモロボ形態になることで発動させないよう制御している、という。
「俺の歌を聴け!だっぜ!」
スパロボでは『マクロス7』と共演したため、とあるバンドマン(笑)に感化されてオマージュ台詞も飛び出していましたw
主に味方の回復的な役割だった“ディスクP”使用時には、ドカドカーンを取り出して演奏だけではなく歌唱も。そのシーンでは岩田さんではなく主題歌担当の遠藤さんの声が流れてましたね。「ディザ~イヤ~♪」ってw
その辺のキャストの使われ方も『マクロス7』に通じるところがありますよねぇ。(^^)
ちなみに、後付け設定だとは思われますが…
このマイクの能力は、世界観を共有する他作品『ベターマン』の劇中にある“サイコヴォイス”が元になっているとかなんとか。
近年では公式に共演作品が展開されていますから、もうそれほど違和感は無くなってきてますけどね。…どのみち物騒なシステムだったことには変わりないっていうねww
ついでに、両膝のを取って後ろの両腕に持たせることで“ディスクF”使用時のポージングとかも。
今回はあくまでテレビ版の出典ということなのか、あとディスク1枚分くらいは付属欲しかったですけどねぇ… まぁ胸にセットしたらパッと見ほとんど何だか分からんから、そうだとおもっておけば良いってことですけれどもw
これホントはね、コスモとブームを完全に別のラインナップとして割り切って作っていれば、それぞれ造形・可動の両面でもっとクオリティは高く出来たとは思うんですが。
やはりスーパーミニプラシリーズの意地なのか、そこは変形を最優先させてきたということか。
まぁ… そもそもマイクサウンダースまでラインナップされて来たということが、十分にスゴいですけどw
(;^_^
そんな訳で。
発売からは約2年くらい経ちましたが、一般販売の第5弾の実質メインとなったマイクサウンダース13世&バリバリーン、でした。
やっぱりガオガイガーと並んでも結構な大きさ。
ホントに、これをプレバン限定にしなかったことには敬意を表しますわw
…で、そんなマイクの代わりに(?)同時期発売でプレバン限定の方になってしまったモノもありますので、それもまた近いうちに。
(  ̄▽ ̄)
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)