こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

3月末に発売になりました、仮面ライダーWの続編コミカライズ『風都探偵』の新刊!

 

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この8巻では今作で対立組織となっている“裏風都”の幹部面子が表紙に。

 

6巻の“ビギンズナイト”編から7巻は照井(仮面ライダーアクセル)がメインのエピソードとなり、今回はフィリップが頑張ります。(^^)

 

 

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今回は「夕陽泥棒を捕まえてくれ」という依頼から、ある場所から見た時だけ薄暗く変容してしまった夕暮れの景色の謎を調査。

 

依頼人は粗大ゴミ置場の側を根城にする少し変り者の写真家で、彼の周りには何かしらに特化したマニアの連中が集っていて、そんな彼等の“知識”に惹かれてフィリップが張り切る…っていう。

 

 

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夜のゴミ置場を調査するフィリップはそこでドーパントに遭遇、ひとりだったもんで“ファング”で応戦するが攻撃の通じない相手の能力に思わぬ苦戦を強いられる。

 

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そんな相手の怪人は、ゴミを吸収してエネルギーや攻撃に変える“トラッシュ・ドーパント”。

身体の右半身が黒いコールタール的な不定形となっていて、ゴミを吸収するだけでなく物理的な攻撃は無効化され、その不定形部分を吐き出したモノに触れた相手を溶かしたり…という能力。

 

ダメージを与えたとしてもゴミ吸収により再生する不死身に近いトラッシュ、結構なピンチではあったが“裏風都”らしき横槍もあって戦いは水入り。

 

 

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その後、フィリップは謎の…これまで暗躍する姿は描かれていたが表には出てきていなかった“裏風都”の幹部、千葉と名乗る少年と遭遇。

 

依頼人ら変り者達と意気投合して団欒する様子を見て、その素性を知る千葉はフィリップの“憎しみ”について問うが相容れず。

しかしこの時の手掛りから、フィリップは「夕陽」の謎を解明するに至るが…

 

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ここで知り合って好意を持った人物を犯人だと糾弾しなければならないことへの悩みという、原作ではよく翔太郎が(主に女性絡みでw)抱えていたジレンマ。

 

元が無邪気な子供みたいな側面のあるフィリップだけに、この漫画版でもまだまだ精神面での成長を描くとかって伸びしろがあるのかな。

…そこが鍛えられて人間的に成長出来たフィリップとか無敵な気がするよねぇw

 

 

 

そして、翔太郎も駆け付けて事件解決に向けたトラッシュとの決戦。

 

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先のファングでの戦闘から、今度は初っ端から“エクストリーム”で応戦!

 

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正体がバレたこともあり堂々と変身する千葉の“ブラキオサウルス・ドーパント”も参戦。

原作でも古代生物系のドーパントは大概巨大なフォルムを持っていましたが、ブラキオサウルス…はそもそも首長恐竜型なので大きいことと、体液から戦闘員的な量産型ドーパントを生み出せるという能力も。

 

“マスカレイド”を引き連れてるミュージアムの幹部はまだしも他のドーパントは基本的に単独行動ですから、そうやってモブを引き連れてると幹部感が出ますよね。(笑

 

 

ブラキオにも苦戦するが、そこへ前回重症を負って入院中なはずの照井の助太刀もあって、プリズムビッカーにアクセルメモリーを使うという合せ技でなんとかトラッシュを撃破!

 

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それこそ前回は“ファングトリガー”なんてのも登場しましたが、今回も少しづつですがオリジナルの必殺技を増やしてってますね。

 

もしかしたら、そのうち新規のメモリーとかも増えたりするんだろうか。…手持ちのだけだと、バリエーションにも限界が来ちゃうからねw

 

 

 

そしてトラッシュ撃破後、今度は“裏風都”の黒幕的なポジションの万丈も出現。

 

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どうやら粗大ゴミに紛れて何かの実験みたいなことをしていたらしく(それの影響で景色が歪んだ)、ライダー側に渡さないための証拠隠滅を謀る。

 

ここで少し戦うことにもなるんですが、その光景を見たときめは…

 

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劇場版“AtoZ”のクライマックス戦でもある一幕を重ねて、また何かのフラッシュバックが脳裏に。

 

以前“財団X”は名前も出てきて絡んでいるような伏線もありましたけど、もしかしたら裏風都(ときめ個人?)は“NEVER”とも何か関わりがあるってことになってくるのだろうか。

 

まぁ『W』はその辺まで違和感なく一本化させられる世界観してますから、それを漫画版でどうやってくるのか…また今後が楽しみになるフリが来ましたね~

(  ̄▽ ̄)

 

っていう、なかなか気になるモノを出すだけ出しといて次巻へ、と。

 

 

 

 

それからこの8巻では帯にも書かれている通り、恒例の原作キャストインタビューに…“若菜”と“冴子”が登場!

 

これはもう先週号のスピリッツとなってしまいますが、本誌ではまた恒例の巻頭カラーで御二人が出演。(インタビュー対談の本文は単行本にちゃんと収録されてます)

 

ミュージアムの幹部である園崎家の姉妹…“クレイドール”と“タブー”ですね。

若菜役の飛鳥さんはまだしも、冴子役の生井さんは『W』の後に寿引退をされたっきりだったので(期待はしていたけど)まさかホントにこの企画に出演なさるとは!

(* ̄∇ ̄)ノ 

 

今回も当時の撮影現場でのエピソード等が、まあまあ微笑ましく語られています。(笑

 

 

 

漫画版の方は、敵の幹部が徐々に表に出てきてますし各ライダーとの接触も増えて、それなりにストーリーも進んでいる雰囲気。

 

ちらっと映ったエターナルも、どんな絡みになるのか…注目です!(^^)

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)