こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

先週の“キン肉マンの日”に発売されていたキン肉マンの新刊、ちょっと遅れて買ってきました。

 

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第69巻。

連載開始から足掛け40周年を迎えた(過ぎた)ということで、帯には秋本治先生からのコメントがあったり。

 

そんな記念すべきタイミングで刊行となったこの巻は…もう言わずもがな、誰の話かは表紙で一目瞭然ですけれどもww

 

 

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まずは前巻の、フェニックスvsオメガマン・アリステラ戦の続きから。

 

というか、最後の必殺技“Ωカタストロフ・ドロップ”が炸裂したところから。

それまで計算尽くでオメガマンの必殺技をギリギリ受けきっていたフェニックスも、一時的に火事場のクソ力(のようなモノ)が発動したオメガマンのパワーには圧倒され、遂にダウン。

 

最初の原作ではラスボスだったフェニックスが新シリーズでは初戦敗退という展開に!

 

まぁ… 先のロビンマスクの件とかもあるから、対戦相手がオメガマンになった時点で薄々予感はしていたけれども💧

(;^_^A

 

 

 

かつて自身が奇跡的に撃破出来たフェニックスの敗北に動揺するキン肉マン、そこに火事場のクソ力の片鱗を見て手を組んで神やザ・マンを討とうと持ち掛けるオメガマン、なんていう押し問答をしていると…

 

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そこへ突如現れたのが、キン肉マンソルジャーことキン肉アタル兄さん!!

(* ̄∇ ̄)ノ

 

 

オメガマンがザ・マン討伐のために用意していた超人墓場への(ワープホール的な)通路から出現、そこを「埋めてきた」といいながら遅れての登場と。

 

元運命の王子達とは若干異なる立場ながら、他の4名と同じくオメガの民と対峙することになった経緯として本人は

 

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王位争奪戦の際に、自分がすり変わる為に闇討ちしてしまった本来のキン肉マンソルジャー(ソルジャーマン)は死んだままなので、その責任を取る為…という。

 

この辺は、40周年記念を兼ねて週刊プレイボーイ本紙に掲載されていた話ですね。

ねぇ… ここのシリーズが始まった時には、なんとかソルジャーマンの再登場も(小ネタ程度でもいいからw)と期待したもんですが、ビックボディすら復活して活躍するなかソルジャーだけが死んだままってw

 

それはちょっとだけ残念でしたが、本格的にアタル兄さんを表舞台に出そうとしたら仕方なかったところなんですかね。

 

 

 

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フェニックス達と同様に阻もうとするアタル兄さんに対して、キン肉マンと組んでのタッグマッチを挑むオメガマン!(自分はゼブラに勝利して残っているマリキータマンを相方にして)

 

 

…が、その申し出はあっさりと断るアタル兄さんw

 

キン肉マンが先の試合で重傷なこともあり、残虐の神の力(フェニックスが借りたような1億パワー分の代わり)を使って、オメガ勢に結界を張られて閉じ込められている各所から一瞬だけ結界を抉じ開けて超人をひとりだけ呼び寄せて、その人物を相方にして戦うという。

 

正義超人達だけでなく、超人墓場のザ・マン及び完璧超人、魔界の悪魔超人達も固唾を飲んで動向を追う最中、アタル兄さんがタッグパートナーに選んだのは…

 

 

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ブロッケンJr!!

\( ̄□ ̄;)

 

 

キン肉マンでなければ、当然そこは“超人血盟軍”の誰かというのが妥当な選択肢になるでしょうけども、他のメンバーも存命しているところでの、ブロッケンJr。

 

このあとオメガマンもそれをツッコんで読者の気持ちを代弁していましたw (直後に訂正と謝罪はしたけど)

 

 

ただ、冷静に考えると…

他は現在バリバリの悪魔超人側だし(特にアシュラマンは重傷が完治してないっぽいし)、タッグ技とかまで想定したらブロッケンが一番立ち回らせ易いんだろうなぁ。

 

っていうか『Ⅱ世』での“究極タッグ”編でもジェロニモとの急造タッグで出たり、そもそも超人血盟軍に入ってることもそうだけど、なんだかブロッケンJrは劇中での期待値がやたらと高いですよねw

 

まぁ今となっては十分に実績のある超人ですけども。

 

 

あと、ブロッケンJr本人も多少はそんなところを気にしたようで最初は戸惑うものの、モニター越しに見守る仲間達の中で静かに微笑んで無言のエールを贈るラーメンマンを見て奮起、という細かなシーンが良い。

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

そして、タッグマッチは決まったが(無事な状態のリングがないから)何処で戦うのか…という問題には、瀕死のフェニックスが一策。

 

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オメガマンと戦った大阪城でのリングが使えなかった時の為に予備で用意していたリング、それも王位争奪戦でフェニックスチームvsソルジャーチームが準決勝を争った、関ヶ原の浮游立方体リング!

 

王位争奪戦で半壊してはいるが、まだ1面は立方体として生きている!ということで、次の戦いは超人血盟軍とも因縁のある関ヶ原にて。

 

 

諸々が決まり、次の戦場へ…というところに、

 

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忘れちゃいけない、何気に今回のシリーズでは開幕から出演して尚且つ敵を撃破して生き残っているブロッケンJrの最初のタッグパートナー、ウルフマン!

 

そうかぁ…

振り返ればブロッケンJrが機能しなかったのって、例のモーストデンジャラスコンビの時だけなんじゃないかなぁ…ww

 

 

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そんな旧相方からも激励されて、いよいよ関ヶ原へ再び。

 

このアタル兄さんとブロッケンJrによる超人血盟軍からの新新タッグ“フルメタルジャケッツ”の戦いが始まったところで、次巻へ!

 

 

…っていう、今回の巻は前試合の終了間際から次試合の開幕までということで、肝心のファイトはほぼ無しの会話劇で終わってしまう感じでしたが。

(;^_^A

 

まぁアタル兄さん出現からの、フェニックスやザ・マンも含みのある事を言っていたりして、またオメガマン達の背後にある何かへの警鐘を示してはいましたが…その辺も依然としてぼやかされたままで。

 

 

次はそろそろ核心に近いところを語ってくれたらと期待しつつ、とりあえずは王位争奪戦以来のアタル兄さんの勇姿が楽しみです!

\(* ̄∇ ̄)/

 

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)