こんばんてーん

 

微妙に世代はずれるけれども、げきみそです。

 

 

 

昨年末あたりに発売されて買ってたものの忘れて読んでいなかった単行本。(笑

 

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じゅきあきら(現、じゅきあきら・T・)『海の大陸NOA』上下巻

 

 

懐かしの“コミックボンボン”作品を新装版としてリリースしている“復活ボンボンシリーズ”より、90年代後半から連載されていたオリジナルギャグマンガ。

 

ボンボンとしては後期の作品になるのでややマイナーですが、妙に凝った設定や幾度かの休載などを経ていまだ未完?という実状から、今でもカルト的な人気のある作品ですよねぇ。

(  ̄▽ ̄)

 

 

あらすじとしては

舞台は遠い未来の地球、何かがあって人類が空中の都市“テラ”に移り住み地球上にはひとつの孤島“サンクルス”を残して全てが海に沈んでしまっている…という世界。

 

その島にはテラから“捨てられた”住民達とそれらのリーダー格となっている少年・リュークが暮していて、ある日またテラからやってきた謎の少女・マリアとそれを追う空からの刺客との戦いの日々が…

 

って、設定だけ書くとまともな感じにも受け止められるんですけど、実際にはそういうシリアスな舞台設定の元にキャラクターやギャグが渋滞しているドタバタコメディww

 

 

 

これねぇ…

また新装版が出ると知った時には、それはもうテンションも上がりまして。

 

んで久しぶりに読んでみると、記憶にあったよりも遥かにくだらない内容でしたw(いい意味でw)

時事ネタとかのパロディがわりと多かったり、ギャグも羅列されてくばっかりで投げっぱなしなとこもあるし、たまにバトルもあるシリアスな展開にしてみたり、とにかくアクが強いw

(;^_^

 

雰囲気としては、90年代前半の“ガンガン”みたいな感じ…といえば分かる人には分かるでしょうかww

 

 

個人的にはちょっと思い出補正もかかってるから懐かしく楽しめるけど、元ネタありきな他の復活ボンボンシリーズと比べると、御新規さんは手を出しづらいところかもしれないですね。←

 

当時の子供向けギャグマンガってこういうテイストだったよね、っていう分かりやすい作品ではあります。

(* ̄∇ ̄)

 

 

 

この上下巻の新装版は、初期の所謂“無印”と言われる時期のものを纏めていますが。

続編として何年もの休載を経て再開した際の“+(ぷらす)”や後の“×(かける)”といった続編もあるのですけど、実は私はその辺を読めてないんですよね…💧

 

その続編の頃だと掲載されてんのがボンボンじゃないからアレですが… なんとか既にある分はこの新装版シリーズで刊行してくれたら有り難いんですけれども。

 

 

 

下巻にも初見の読み切り版が収録されていましたが…

あれは復活以降もやっぱり変わらん雰囲気だったんだなとw

 

いずれ、同じフォーマットの単行本としてシリーズが並ぶと良いんですけどね~

(  ̄▽ ̄)

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)