こんばんてーん
げきみそです。
先日ー、とても素晴らしいモノを購入!
(* ̄∇ ̄)ノ
「学研の図鑑 キン肉マン 超人(ちょうじん)」!!
あらゆるジャンルのモノを出版している「学研の図鑑」シリーズより、まさかの『キン肉マン』の“超人”という括りで、超人名鑑とかではなく“図鑑”として纏めるっていう。
これは発売が決まってから詳細が分かるにつれて、そのネタ度とガチ度の高さから界隈ではかなり話題になっていた代物。
こんなもん… 絶体欲しいだろww と思って即予約しましたよねww
外側にはアイドル超人3人が書き下ろしされたケースが付属、多分それは初版限定とかだったのかな?
中身の本そのものは、従来の「学研の図鑑」シリーズと同規格。
裏表紙のウォーズマンはまだしも、堂々と表紙を飾っているアトランティスは(先のシリーズで見せ場があったとはいえ)大抜擢ですね!
…彼のおかげで図鑑っぽさは増しているのかな?(笑
生物図鑑のようなテイストにするには作りやすかったのか、そのアトランティスの項目が図鑑の見方の解説ページとして冒頭にも。
魚類・鳥類・哺乳類・ヒト型など生物としての分類から、鉱物・玩具といった非生物、模様(マーク)や文化といった無形のモチーフまで、とにかく可能な限りのジャンル分けが為されていて、
初代『キン肉マン』から最新の連載シリーズは勿論のこと、ちょっとマイナーになりがちな『Ⅱ世』や近年の読み切り、アニメ版オリジナルにいたるまで、とにかくキン肉マンシリーズの超人っちゅう超人が網羅されています。
そして、その数だけではない情報量たるや!
例えば、岩石・鉱物の項目のトップに書かれたサンシャインは各必殺技での変身形態が載っていて単体で2ページ分近くのスペース。
こういう主要超人はひとりで1ページ使われていることも珍しくなく、1試合しか出番の無かったような超人でも見せ場やネタがあったものはそれ相応にスペースを貰っていて。
基本的に超人解説はフルカラーで載っているのは勿論、1ページには多くても4体程度しか載っていないのでどれだけネタの少ない超人でもしっかり解説がされている丁寧な纏め方。
個人的には、ヒト型のでもほぼ実在のプロレスラーをパロディしたような超人(初期のアメリカ遠征編とかの)には、ちゃんと元ネタになったレスラーの名前が記載されているとか、
そういうメタ的な要素も、実在のモノにどう影響を受けてどう影響を与えたか…みたいな真面目に考察されている様子が、何周かして盛大なギャグですよねww
メタ的なところでいうと…
ブロッケン一族やロビン家あたりの超人と人間を行ったり来たりしてる種族にはその原理の説明、あと特にジェロニモ関連ですかね。
各ページ下部には、おまけ解説の“肉ちしき”という欄があり。
そこのジェロニモの項目では「悪魔将軍のスピンダブルアームのあまりの勢いに幽体離脱をして、至近距離から自分の戦いを見ることとなった」…と、
そう、あの、
ネット等でも散々ネタにされている「ジェロニモが2人いる現象」について、遂に公式見解が出されたということに!
Σ( ̄□ ̄;)
リング上で戦っているジェロニモを他の仲間達と共にジェロニモが応援している、という1コマだけの異変… まぁ実際は描き間違いだったんだろうけど(笑)良い意味でネタにされてきたこの珍事。
こういうミスっぽいネタですら真面目に取り上げられていたり、また今では定番となった“オーバーマスク(ボディ)”に代表される超人自体のサイズや形状が明らかに急に変わっていることなども、
超人には基本的に変形能力があるとか、もはや“ゆで理論”を踏襲したうえで更に越えていく、ある意味で歴代最もぶっ飛んだ資料集になってますねぇww
\(  ̄▽ ̄)/
ひとつだけ難点があるとすれば、シリーズ(初代やⅡ世)毎には分類されてなくて完全に知らない超人だといつ頃のネタだったのかとかが分からなかったりしますから、基本的にはキン肉マンネタが分かる人に向けた上級者用の代物ではありますが。
それでも委員長の周りやビビンバなどの非戦闘員の超人や、1コマだけ出て無かったことにされてたり超人募集の関連で扉絵にしか出てないとか、以前『アメトーーク』のキン肉マン芸人の回で採用されたモノも載っていたりと、
とにかく充実の内容ですので、これは全てのキン肉マンファンは1冊以上必ず持っときたい珠玉の“図鑑”となっています!!
( ☆∀☆)
…ホントに、これだけ真面目にふざけられる、学研側のセンスがスゴいww
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)