こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

今月はジョジョの新刊も発売。

 

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『ジョジョリオン』20巻

 

 

もう20冊になるんですねぇ、ジョジョリオンになってからの単行本が。

旧シリーズでいったら…第3部の中盤くらいの巻数ですけど、そう考えたらストーリーはそんなに進行してないんじゃないかなぁと思いますが…w

 

まぁ、その辺は週刊連載の当時と月刊になってる現在の掲載誌の毛色にもよるでしょうし、なにより作風というか見せ方も多少は変わってますからね。

 

 

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今回は、康穂が病院で見かけた密葉(東方家長男・定敏の妻)を追って“岩人間”の医師と遭遇してしまったところから。

 

治療として“ロカカカの実”を利用していた医師・羽伴毅(うーともき)は、粉々になって空気中に舞う等で他人の体内に侵入して操ることが出来る能力者。

解説によると、粉々にした身体を元の状態に戻すことだけがスタンド能力であって、粉々になることと侵入して操ることは岩人間としての能力っぽい。

 

スタンドの像が出て来ないタイプなんで、その辺の線引きは劇中の描写だけでは分かりづらいですけども。

 

 

この羽医師、ロカカカを使ったヤブ医者って訳ではなくそこの知識と技能はちゃんとプロフェッショナルなようで…ことあるごと「絶対に失敗しない」と某ドクターX(笑)のような発言が目立ちましたがw

 

粉々になるとか“ザ・フール”のような変幻自在さに、初期の“ハイエロファント”みたいな体内に入り込んで操る能力、それに本人は(第2部の)ストレイツォ的な雰囲気とかもあって、個人的には受け入れ易いキャラクターだったなぁ。

(  ̄▽ ̄)

 

 

もうひとり疑惑の、東方密葉さん。

 

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どうやら美容整形等のために羽医師へ受診していただけで、東方家を探るため利用されていた被害者だったようで。

 

康穂の決死の呼び掛けにより、スタンド能力を発揮して窮地を脱する。

“アウェイキング・Ⅲ(スリー)リーブス”という、矢印を出してそれが向いている方向にエネルギーが働く。矢印を3つ貼るとそれぞれの方向に働き結界のように迫るものを妨げる、っていう。

 

当然の流れですが、やはり密葉もスタンド使い。

このまで発現させていなかったのは、純粋に羽医師に(治療はされているとはいえ)謀られているとは思っていなかったからか、この能力で体内に侵入されたものも瞬時に払う。

 

この能力は今回の描写だけなら、毒のようなものも排除出来たり回復役も担えるのかな?

敵方になったら面倒な感じですが…この巻のエピソードを見るからには定助達に敵対はしないような雰囲気だけど、最終的にはどうかなぁ。

 

 

 

羽医師がロカカカを使っていると確信した康穂は、密葉やたまたま病院内で行き合った元カレ(笑)の協力も得て、ロカカカが保管されている実験室的なところまで到達。

 

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そこでは、羽医師がロカカカを使った治療法に関して解説している映像を発見、自身の能力も併用してリスクの少ない“等価交換”を実現させる旨を語っているが…。

 

ここでの解説にて、ロカカカの実を摂取することでの治癒と副作用についてをあらためて整理されてますね。

なんとなく不思議パワー(笑)みたいな代物っぽい感じでしたけど、ちゃんとプロセスがあるんだということと、でも等価交換に関しては謎だってことですが。 

 

 

すんでのところで定助達と合流して、羽医師の追撃を免れた康穂。

豆銑により病院内のロカカカは始末されたものの、新しい“枝”の所在はいまだ分からず…というのが定助側の現状。

 

羽医師の件から、誰がどうやってロカカカを活用するのが正しいのか、なんていうアンチテーゼも出てきたところで次のエピソードへ移って行く訳ですけども。

 

枝を手にしているのが…定敏ですから、密葉も立場としてどうするのか、東方家の中でも対立関係がややこしくなってる感じ。

 

 

なかなか…ドメスティックバイオレンスな展開になりそうですから、岩人間が絡まなくても(定助にとっての)敵と味方が入り乱れてる状況になるんでしょうか。

 

定助、ちゃんと主人公らしく活躍出来るかな?(笑

 

 

 

 

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