こんばんてーん
昨日の今日でまた映画、げきみそです。
ドラゴンボールの次はガンダム! とことで、
こちらは公開4週目となる『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』を、ようやく観て来れました。
(;^_^A
『UC(ユニコーン)』の時とは違っての全国公開のため、今回は秋田でも公開されるってことで…それは観とかないと!っていうね。
こちらはそろそろネタバレも許されそうではありますが…w
まぁ、一応まだ公開期間中なんでさらっとした感想を。
ある程度は事前に情報を見ていたのですが、やはり今回は『UC』の外伝という立ち位置のようで。既に同じくMSV的な感じで在った“フェネクス”を引用した、UC本編から1~2年後の後日談。
予め出ていた話だと「連邦とジオンの双方が狙う、フェネクス」みたいな雰囲気でしたが、その動向そのものよりも、新たな主人公・ヨナとフェネクスが今回の件のようになった経緯など一年戦争の時代から遡って“ニュータイプ”という代物の暗部を描いていました。
UCでもそうでしたが…
ニュータイプとは、強化人間とは、みたいな倫理観を含めた考察と“サイコフレーム”という素材(物質?)の特殊な性質などを、辛辣且つオカルティック(笑)に迫る内容。
これ個人的には、率直に「飛躍し過ぎじゃないかしら?」と思ったんですけども。
(;^_^
映画全体としては、その過去から繋がるニュータイプ関連の話とかをコンパクトに纏めていて、宇宙世紀作品に疎かったりガンダム自体の初心者という人でも何となく察せられる感じにはなってましたが、
如何せん、死を超越するとかサイコフレームが(UC時以上に)不思議な働きをしていたりして、ともすると…気持ち悪いんじゃないかなぁ…と。(笑
その辺は観る側がどれだけ“オカルト”と感じるか“ファンタジー”と感じるかの個人差があるでしょうが、SFロボットアニメとしてはバトルシーンもそれなりに多くMS戦は十分に楽しめました!
関わっている範囲が狭いので『逆襲のシャア』や『F91』ほど単体として大きな事柄でないことや、UCを引きずり過ぎていることが“外伝”感を強めていますが、本作だけで完結して楽しめるのは良いですね。
(* ̄∇ ̄)
また、公開直後からなにやら人気沸騰していた…
“ゾルタン”ですが、もう観たらすぐに意味が分かりましたねw
本作中では際立って言動が独特で浮いているくらいですが、悪役とだけでは片付けられない悲哀などもあり、とても良いキャラクターに仕上がってて。
個人的な印象は、そこはかとなく醸し出す「パッショーネの殺し屋」感がとても愉快!…でしたねぇww
ちなみに、4週目も来場特典がありまして。
“ユニコーン”3機が描かれたポスターカレンダー!
…せめて卓上型とかならよかったんだけど、観る前にこれ渡されたらさすがにちょっと邪魔だったww
今回の映画は…
ニュータイプ論がひとつの中心になる作品だったので、ファーストはもとよりZ~ZZあたりの予備知識が軽くでもあった方が、より面白いかもしれないですね。
予備知識があるほど「そうか!」と思うところと「そうか?」と思うところと(笑)様々な考えを巡らしたくなるはずなので、これは観ておいて損は無いんじゃないかな!
(  ̄▽ ̄)
…多分。←
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)