こんばんてーん

私も役職説を推奨、げきみそです。



なにやらブレイクの兆しを見せている、

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『だがしかし』の2巻が!


相変わらずの“駄菓子”愛に溢れた、ハイテンションコメディ。

今度の表紙は、サヤちゃん。
1巻ではメンコの腕前を披露したり、ほたるさんにも一目置かれる意外な面を見せるシーンもありましたが

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今回は、けん玉でプロ級の技を!

駄菓子等の知識はないけどレトロ玩具に強い、というポジションが定着かな?



ほたるさんの勢いは変わらず、全身全霊で駄菓子と向き合っていますww

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1mを超えるロングサイズのグミ“超ひもQ”を、ヌンチャクのように操る!

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口内炎が痛いのに敢えて“わたパチ”を食べる!

この後、尋常じゃない刺激が逆に心地好いという、アブナイ一面も覗かせつつ。(笑


駄菓子を味わうことにも全力ですが

その駄菓子に関する蘊蓄も、また意外な発見があって面白いところ。



本誌掲載的にバレンタイン時期だったからか、チョコ菓子に関するネタも多く。

“ベビーチョコ”は、日本のお菓子で初めて透明な容器を採用した商品、とか

通称“5円チョコ”は、他のチョコ菓子と違い「準チョコレート」ではなく、基準を満たした「チョコレート」である、とか

なかなか驚きの情報もあったりして。


あとは、

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値段が高めの“ヤンヤンつけボー”は駄菓子か否か、とかね。

個人的には…
100円以上のやつって、駄菓子屋ではなくスーパーにあって、滅多に食べる(買ってもらう)機会が無かった

という記憶があるので、駄菓子よりは上のランクだと思っていた。



問題提議系の話では
“キャベツ太郎”に代表される、駄菓子によくある「太郎」って何なんだ…って話は

狭い領域から、広い妄想になっていく、わりと好きなパターンのエピソードです。
( ´∀`)



ただ、作中も言われていましたが

駄菓子には、地域によって多少商品の傾向が違ってたりしてるもんで。

西日本では珍しいという、ピンク色の漬物“さくら大根”は
東日本(北東北)の私にも食べたような記憶がありませんでした。

でも梅干し系とか、確かに漬物の類いがあったりはしたなぁ。…あまり好きじゃなかったけどww



そして、今回の豆知識で一番衝撃だったのは…

あの有名な知育菓子“ねるねるねるね”には、合成着色料が一切使われていなかったという事実!!
∑( ̄□ ̄;)

「ねればねるほど色が変わって…」というお馴染みの現象は、化学反応だけで行われているんだとか。

ちょっと、ビックリというか
私の中であの魔女に対するイメージが覆されたような、衝撃的な話でしたよww




この『だがしかし』

1巻を読んだ感動から、2巻でも勢いは衰えず
まさに駄菓子の数だけエピソードが作れる…と思えば、まだまだ可能性を感じます!(笑
\( ´▽`)/


今回は“ボンタンアメ”とか、駄菓子というよりもっと老舗な菓子も出てきて

駄菓子の魅力を伝えるギャグや豆知識だけでなく、
少年マンガ的に適度なフェティシズムがちょいちょい入ってくるあたりが…

かつての子供(だった大人)達に向けた、バランスの取り方も上手いですね~ww



個人的に今後期待するのは

どうにか、今は絶版になった名作駄菓子なんかにも触れてくれたら、嬉しいかなぁと思います。
( ´∀`)




“おひるだよ”とか、良いネタにはなると思うんだけどなぁ…ww




げきみそ☆パーンチッ!!∑O( ̄□ ̄ o)