こんばんてーん

先週のガンダムの話、げきみそです。



『Gのレコンギスタ』第23話。

前回は地球圏に戻ってきて様々な戦況の確認をするような、情報量の多い回でしたが

今回は更に、特に戦闘面で濃密な内容になっていました!


まずは、久々出番の天才クリムくん。(笑

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サラマンドラのブリッジにて、クリム達が現状を鑑みて戦略を考えている場面から。

この回を最後まで見ると、このブリッジ内でモニターに映されている各勢力の位置関係が
今回の入り組んだ戦闘状況を把握するための、視聴者側の少ないチャンスだったことに。


どうやら、マスクが法皇奪還をした後はカシーバミコシが空になっているらしく

それをどの勢力が奪うか、みたいな争いになっている様子。

あと、クノッソス(ドレッド軍の戦艦)の情報より、モニターに映し出された…

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マッシュナー司令のセクシーショットww

あれはクノッソスを詮索するうえで出てきちゃったのか、サラマンドラ艦長の趣味なのか。

全く脈絡ない一幕ではありましたが…もしかしたら、中の人の繋がりかな?

だとしたら、富野監督スゴいww



アメリア本隊と一時合流したメガファウナは
アイーダ達がスルガン総監と、今後の動向について話す場面が。

件のカシーバミコシと、ジット団のフルムーンシップを乗っ取る作戦をキャピタルが?

とか、戦況把握の追加情報。

しかし当のアイーダ達は
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トワサンガからビーナス・グロウブを経て、アイーダ達はアメリア艦隊への編成を拒み、メガファウナ単独で行動すると。

まぁ、おそらく
あそこまでの旅路を経験したクルー達なら、同じ考えかもしれないからなぁ。

アイーダは「今まで育ててくれて…」と、父親(養父)のスルガン総監と決別するような言葉を。

…っていうか、嫁いでいくような感じだったけどww


あと、地味だけど
宇宙に上がってから乾燥肌になったと、全身にクリームを塗っていた総監。

確かに、宇宙戦艦内の湿度とかってどうなんだろう…とか
細かい生活感が見え隠れしてしているのが、本作の良いところだと思う。



場面はクリム達に戻って
キャピタルのブルジンからは、ベッカーさんのウーシァ部隊がサラマンドラに迫る。

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移動砲台のような兵器をリモートで、ビームの一斉掃射!
からの、多数のウーシァ隊で仕掛ける、二段構えの戦法。

マスク等とは違って、ベッカーさんの方は容赦ない方法で攻めますね。
まぁ、当たり前だけど。(笑


これに対するサラマンドラは
ヘカテーの新装備、ミック曰く「棺桶ビット」で応戦!

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バックパックから射出された箱状の物が展開して、小っちゃい人形になってビームを放射!

…ちょっと可愛いじゃないかww


正面からはウーシァ部隊が迫り、その背後からはクノッソスのロックパイ達がサラマンドラ撃破のため出撃。

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初陣ではベルリのG-セルフを追い込んだ、ガイトラッシュ!

以前よりも使いこなしてるようで、ビームマントを自在に操っていたなぁ。
デザインは奇妙だけど、動くとカッコいい機体だよね。(笑


これに応戦するは、青いジャハナムのクリム。ビームマントも往なして、なかなかの戦いっぷり。

モンテーロすら量産されてるなか、専用機とはいえジャハナムでは…とも思ったが
そこは天才、ようやく本領発揮してくれたのかな?(笑

両軍に挟み撃ちされてる状況だったが
カシーバミコシは他の部隊に任せて、サラマンドラはしれっと窮地を脱するという。

ここの判断力とかも含めて、しばらく居なかった間に成長が伺えます。

まぁ…
今までと変わらなかったら、ホントにただの噛ませ犬でしかなかったからなぁww



クリムが引いて、対峙するロックパイvsベッカー!

が、ビームマントに巻き付かれたウーシァは、握り潰されるような形で撃墜…

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ベッカーさん、戦死!
∑( ̄□ ̄;)

さすがにキャピタルとトワサンガの技術力の差が表れたような対決。

ガランデン部隊以外では少ない、キャピタルアーミィの名有りパイロットだったから、ちょっとビックリ。



メガファウナ勢は
ビーナス・グロウブから編入された数名を引き連れながら、この戦闘の付近に居た訳だけど

そのうちの一人が、馴れない“戦争”を目の当たりにして正気を失い、戦闘宙域に飛び出しちゃうハプニング!

ベルリが止めようとするも、その人は撃墜され、ベルリ自身もガイトラッシュと対峙してしまう結果に。


ここで、前回とは違うパーフェクトパックの能力が出て…それがなかなか良かったですね。演出含めて。

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相手の攻撃は、パックをリフレクターのように広げ防御、からの反撃!

見た目もうっすら紫に発光して、リフレクターパックに似た形態に。

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「高トルクパンチだ!」と、全力パンチ!すかさずキック!

殴る腕、蹴る脚、それぞれ瞬間的に高トルクの緑色に変色。


設定によると
パーフェクトパックは、基本的にこれまで全パックの能力が使える、となってて。

どうするのかと思ってたら、見事に色まで各パックのものになるっていう。
(パック毎の能力が発揮されると、フォトン装甲内のエネルギーが反応して変色する、みたいなことらしいからね。)

しかし、あそこまで各パックの技(?)を再現出来るなら…
パーフェクト以外は、もう無用の長物だなぁww



ベルリの攻撃にも、ビームマントで反撃するロックパイ。

ビームでG-セルフを絡めとるが…

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全方位射撃!とかされて、逆に被弾。
…もう、G-セルフ無敵じゃないのかww

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それで怯ませたところに、アサルトモード!

至近距離で高出力のビーム砲をぶっ放す!

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ロックパイは「マッシュナーー!」と叫びながら、直撃を受けて散るガイトラッシュ。
( ´Д`)

以前は“光り物”も使っていたし、ドレッド軍で(出番がある中では)唯一のエースパイロットだったので

終盤まで残るかと思ってたが…ダメだったか。
まぁ、相手が悪かったなぁ…ww


寵愛するロックパイが撃墜された瞬間、離れた場所にいたクノッソス内では
「私の男が…」と、感じ取って衝撃を受けるマッシュナー。

号泣しながら撤退指示を出しながら、自身の迂闊さを後悔していた。

また、撃ったベルリも
何かを感じて、精神的なダメージを負ったように。

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今回のサブタイトルは「ニュータイプの音」ですが

かつての戦いでロックパイはベルリに対して、ニュータイプなんじゃないか的なことを言っていた。

その後は一切触れられてないけど
今回のこれは、まさにニュータイプ同士の共感みたいなことが起こった、とかかな?


狼狽えているベルリに、ラライヤのノベルからは冷静に諭されながら、間違った行動ではなかったとなだめられ。

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ケルベス中尉からは「褒めてやるよ、飛び級生!」と励まされる。

戦友と言いながら、たまに教官としてベルリに接するケルベス。
ずけずけとした部分もあるけど、意外と和を保っているのは彼だったりするのかな。


この件で、トワサンガで出生秘話を知って以降にベルリが背負っていたプレッシャーみたいなものが垣間見えて。

まぁデレンセン教官の一件以来、相手を直接戦死させないように配慮して戦ったりもしてたからね。

また、乗り越えて成長する切っ掛けになれば…というところか。



一方、乗っ取り計画も囁かれていたフルムーンシップは、ガランデンと合流。

マスク達は、カシーバミコシよりも戦力を有するジット団と手を組むことに。

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ここではマスクが、堂々と「ルイン・リー」を名乗っていた。

もしかしたら法皇奪還から立場が変わって、本名を出しても差し支えなくなったとか?


ビーナス・グロウブの人達はクンタラに通じるものがある、とフラミニア先生の談。

力を合わせて新しい世を作ろうと、結託。

これにより、戦力の質としてはマスク&ジット連合(仮)が一番強くなったか。

カシーバミコシの方はアメリア軍が接収したようだし…

完全な遊撃隊になったメガファウナのベルリ達と、どういう立場で向き合っていくのかが、最終決戦までの要点かな。



今回は、名有りパイロットが立て続けに戦死。

特にMS同士の戦闘では描写されてこなかった(ベルリのトラウマを引き立たせるため?)から、意外ではありましたが

終盤に向けて戦況が激化してくれば、それもどうなることやら。


そろそろ平和ボケしたような雰囲気も薄れてきましたから、混戦の続く状況に変化があるかも期待しながら、次回を待て!ですね。
( ´∀`)




げきみそ☆パーンチッ!!∑O( ̄□ ̄ o)