こんばんてーん

愛が無ければヒーローじゃないのさ、げきみそです。



今月、2巻が発売されました、

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堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』


『逢魔ヶ刻動物園』や『戦星のバルジ』に続く、堀越先生の連載3作目。

連載開始当初から本誌で読んで、早く単行本が出ないかな~と楽しみにしていた、最近の週刊ジャンプ陣ではお気に入りです。
( ´∀`)



あらすじは…

ある時、突然特殊能力を持った人間が生まれて以降、それが普通となった世界の話。

ほとんどの人は幼い時に“個性”と呼ばれる特殊能力や身体的な特殊機能が発現、

ある者はそれを犯罪に悪用、ある者はそれを取り締まる為に活用して“ヒーロー”となった。


そのヒーローが、職業的な扱いになっている世の中で

個性を授からなかった地味な少年が、憧れのヒーローになることを目指す物語。



平和の象徴とされる世界的なヒーローの存在、冴えない少年の努力の道、あからさまな能力バトルアクション、と

絵に描いたように、王道少年マンガのそれをなぞっている風な本作。


個人的に堀越先生のタッチが好きなのと、アクション物として明朗快活チョコなので、楽しく読んでいますが

敢えて苦言を呈するなら、とても「何かっぽい」感じがする。



アメコミヒーロー物っぽいのは、そういう作風だとして(とあるキャラの所為もあるが)

当初、無個性の主人公がヒーローになるため特訓をしている件では
ちょっと『ベストキッド』っぽいなぁ、と良い意味では思ったけど


ヒーロー的な能力を使って犯罪を取締り、そこにスポンサーが入って職業化されて…って

設定の骨組みは『TIGER&BUNNY』に似てるというか、そのまんま?みたいな。

同じ少年マンガでも、似てるエッセンスの作品が幾つか思い浮かびましたが…

まぁ一応、その辺は目をつぶって(笑)
この作品なりのアイデンティティが何かしら際立ってくればいいなぁ、と期待しつつ。




そういえば堀越先生の連載作は、前2作共に短期で打ち切りになっています。
(長い方の『逢魔ヶ刻動物園』でも全5巻。)

今回はなるべく長期連載になれば…と応援していますけど

この1~2巻の展開を見ると、ちょっと駆け足で進んでいるようで心配。
(;^_^A


序盤の特訓の件から、ヒーロー養成学校的なとこへの入学試験から入学、というとこまで1巻の半分ちょいくらいで進行しています。

スタートラインの特訓はしょうがないとしても、入学試験に関してはもうちょい長く描いても良かったんじゃないかなぁ。

本編では実技試験1つしか描かれてないから、ちょっと勿体無い。

入学後の授業にしても
もう幾つか学園生活の部分を描いてから、外敵との戦いに…というペースだったらなぁ。



また少し打ち切り臭もするんですけど…ww

前作までと比べても、堀越先生のマンガはパワーアップして面白くはなっているんで

せっかくのネタが無駄にならないよう、続いていって欲しいですね!
( ´∀`)




…なんか、文字で見ると偉そうなこと言っちゃってる感じなんですけど

私は純粋に『僕のヒーローアカデミア』を応援しているだけですッ!(笑
\( ´▽`)/




げきみそ☆パーンチッ!!∑O( ̄□ ̄ o)