「にじいろのさかな しましまをたすける」
今朝、地元の稔台小学校と八柱保育所で読み聞かせ奉仕に行きました。
きらきらうろこを持っているさかな達は
しましまのさかなを仲間に入れない。
ひとりぼっちのしましま。
みんな同じでなければいけないの？
子ども達
「おかしいよ」
「意地悪！」
そのとおりよね、と私は大きく頷く。
サメが襲ってきた！
きらきらさかなは逃げた。
珊瑚の割れ目に逃げ込んだ。
「あのしましまはどうなったかしら・・・？」
小さい声で語りかける。
「サメに食われるよ」
「ひどいよ」
「自分らが食われろ！」
にじいろのさかなはどうするだろう・・・。
そっとつぶやいてみた。
「ぜったい行くよ！」
「早く行け！」
にじいろのさかなは
ひとりぼっちになったことを思い出した。
その絵を見た子ども達
「・・・・意地悪したもんな」
「仕方ないよな」
「考えてる場合じゃない！」
クラスがまとまってきた。
いいあんばいに名言がある。
「成すべきことはわかっていた！」
「成すべきことって・・・？」
ここもそっと語りかける。
「行け！しましまを助けろ！」
１年生の子ども達、物語のなかに入り込んでいる。
やさしい子達だ。
人を助けるあつい心よ、育ってね。
絵本のなかに入り込んだからこそ
熱い心が育っていく。
絵本の力は偉大だ。
絵本で子どもの頭は良くなる。
人として成長するから
頭が良くなるのだ。
この心意気
おとなに持ってもらいたい。
そうだ、ちょっとお疲れのおとなに絵本を読んであげようかな。
それで
「おとな絵本カフェ」
そう、成すべきことはわかっていた！
２月２３日（土）おとなのための「さくら絵本カフェ」オープンする。
使命感ぬきのお楽しみ。
「ブレッドカフェさくら」をお借りするので
「さくら変奏曲」を琴で弾こう。
せめてものお礼心。
琴を弾くのは４０年ぶりくらいかな。
ヘタの横好き、物好き。
絵本の語りのBGM弾けるといいなあ・・・。
来し方がふと甦るのが人生か。
ま、懐古調は止めとこう。
カビ臭いから。
日付が変わってしまった。
またね。