おはようございます。

佐藤です!

 

Studio Jam vol.3の内容、タイトルも決まりまして!

ただいま稽古中でございますキラキラ

 

今回は宮澤賢治の世界をお届けいたします。

 

 

賢治さん、私は大好きです。

 

岩手の花巻にまだいけていないことに、

まだまだファンとしての未熟さを感じますが泣き笑い

 

かれこれ10年以上前にはなりますが。。。

以前「セロ弾きのゴーシュ」を朗読公演として上演した際に

この世界観はなんだと、のめりこんでいきました。

 

小さい頃から作品は知っていたものの

賢治さんのおいたちや宇宙観に気付き

スイッチが入った私は、

 

賢治についての書籍を読み漁り?

宮澤賢治という世界にどっぷりな時期がありました。

 

今回、賢治作品に触れることもあり

改めてなぜ賢治さんが好きか、回想してみました。

 

賢治研究?をしていた時

 

農業が主な収入源である岩手では

天災など自然の抗えない影響を強く受ける。

困っている人々をたくさんみてきた。

 

賢治の実家が質屋であり、

貧しい人からお金を搾取している感覚になり、

そしてそのお金で生計をたてていることに

負い目や罪悪感を覚えていた

ということが書かれた書籍を読みました。

 

 

そんな生い立ちを知り、

賢治さんの背景を知り、

作品を読んでいくと

 

人間、動物、植物、生きとしいけるものすべてを

平等にみている尊重、

慟哭にある光、

宇宙をつなぐ世界観、

そこに流れる賢治さんの優しさに触れます。

 

「みんなむかしからのきゃうだい」

と詩で伝え、

 

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」

と残しています。

 

 

銀河鉄道の夜の最後、

 

「ほんとうのさいわいはいったいなんだろう」

とジョバンニがカンパネルラに問いかけます。

 

これは賢治さんがずっと問いかけ続け

今なお、私たちに問いかけてくれていることなのだと

改めて受けとっている次第です。

 

時を経ても新鮮に

この命題をなげかけ続ける賢治作品。

 

まさに!

映画でも「銀河鉄道の父」が上演されてますね。

 

 

劇団メンバーでどんな作品になりますか。

 

ぜひ会場でお楽しみください!キラキラ

 

 

 

 

続いてのブログは!

櫻井のゆかさんです。

 

どうぞニコニコ

 

 

◆ 劇団Rainbow Jam  info ◆

星Studio JAM

 次回 Studio JAM vol.3は6月17日(土)!