こんにちは
櫻井由佳です
一つ前のブログで終了報告が上がっておりますが
劇団Rainbow Jam第二回公演
『楽屋〜流れ去るものはやがてなつかしき〜』
無事に全公演を終え、終了致しました。
ご来場、誠にありがとうございました。
いやぁ終わってしまいましたね。
あっという間だったなぁ。
稽古が始まった頃はまだ暑かったのに
もうあったかインナーが必要な季節ですよ
今回私は女優Dと
幽霊のボス(語り)
の二役をやらせていただきました。
白と黒で違う役ができるのはとても楽しく、やり甲斐がありました
楽屋。
いつかやりたいと思っていた作品でしたが、まさか劇団公演でやることになるとは。
しかもこんなに面白い演出で。
演出を引き受けてくださった大西一郎さんは本当に天才です
4名しか出演者がいない楽屋に7人全員出そうという発想から始まり
『ここは墓場だね』
『廃墟になった劇場なんだろうね』
『これは幽霊コメディーだ』
と、毎日毎日新しいアイディア、新しい演出、新しいフィードバックをくださいました。
そのお陰で我々も柔軟に、新鮮に、決めてかからない芝居を心がけることができました。
劇中、全員で鏡を覗くという演出があったのですが
ここです
こうやって、女優達が一つの鏡の前に集まるというシーンは台本には一切書かれていないのですが、実は稽古を重ねていく中で偶然誕生したシーンなのです。
最初は何人かがなんとなく鏡を見ていたら、大西さんが
『ちょっとここに集まってみて』
と仰られて、全員で鏡を覗いてみたらあら大変
めちゃくちゃ素敵な画になった
この画ができたとき、大西さんは
『勝った』
と仰ってました(笑)
演出家が最初からプランとして考えていたことではなく
ト書きに書かれていたことでもなく
本当に偶然
我々の芝居を大西さんが拾ってくださって、ある意味この楽屋という芝居を象徴するような、この画から色んな想像が膨らむとっても素敵なシーンとなりました。
こういう体験って、あまりしたことがなかったので
ぁぉあおぉぉ!
という言葉にならない感動と、興奮と
ぉおお面白い!!!が体の中を駆け巡りました
本当に毎日が楽しく、新鮮で、ライブ感のある稽古〜本番期間でした。
そして櫻井個人的には、タイトルにありますように
初めてのスポットライト
を当てていただきました
女優Dのニーナの長台詞のところですね。
何も見えないんだなぁってことがわかりました。
でも眩しいというよりは、光に包まれているような
太陽の中にいるような
そんな感覚で、なんて贅沢な照明なのだろうと思いました
有り難かったです
ここから更に成長していけるよう
第三回公演に向けて、精進して参ります
ご来場いただきましたお客様
サポートいただいたスタッフの皆様
応援してくださった皆様
本当にありがとうございました。
最後に
横浜ベイスターズの大ファンである大西さんの最新のベイスターズグッズであり、本番期間中の劇場の守り神であった「イセエビナキャップ」を被っている写真でお別れです。
女優Dメイクな上に更に帽子の影があるのでクマが凄いことになってます(笑)
ありがとうイセエビナキャップ
次は中川の梨恵ちゃんですー