犯人はオマエだ! by沢城みゆき
皆様、こんにちは。
タップはじめました、沢城みゆきです。
始まったかと思えば、もう折り返しとなっている『愛知』稽古。
『マグロ』から参戦した新人勢とは今回が初顔合わせとなる私。噛み付かんばかりに人見知っていましたが、じんわりじんわり新しい劇団子に見慣れてきました。・・・初演の感覚もじんわりじんわり戻ってきたり、そんな折り返し。
今回はその先へ行けるかどうかが問われるため、ここからが勝負のようです。
さて、そんなお稽古の合間、
我々オンナ3人と石山氏により『愛知座談会』が開かれました。
(どこで見られるかは近々お知らせしますね)
範子女史手書きの質問要項に沿ってインタビューは進んで・・・いくはずが、いくつになってもガールズトークに脱線はツキモノ。あっちへいったりこっちへ戻ってきたり話題の幅がそれはそれは広い話になりました(苦笑)基本は!とっても真面目で、充実した時間になりましたよ。観劇前にぜひちぇきら!
実は今回の稽古が始まる前に、母校を訪れることができました。
小一時間程でしたが、土曜日の校庭独り占め。大人になっても、みんなのものを一人で抱えている時間はひどく贅沢でした。
台本片手に、校庭をフラフラしながらの台詞返し。 図工室の絵の具の匂いや、ピロティの独特のゴムの匂い、更衣室の編み編みの床の匂い、木彫りの像の匂い、鉄棒の錆の匂い・・・。写真で蘇る記憶よりも、嗅覚から喚起される記憶があまりに生生しくて衝撃。それこそ溢れるように当時の感覚がきゅっと目の前まで引き戻ってきて、・・・多感だったなとしみじみ。
『愛知』が推理物だとしたら、犯人は“多感”だ。