愛知に行っってきたぜ by沢城みゆき | ゲキダンゴブログ

愛知に行っってきたぜ by沢城みゆき



皆様、こんにちは。

急なお知らせにも関わらず、先週の朗読劇に足を運んでくださった方々、

本当に有り難うございました・・・!舞台で初めて、範子さん以外のお母さん初体験、の沢城みゆき(25クラッカー)です。

そしてなにより!タイトルに書いてある通り、

愛知に行っってきたぜ!(*観に)沢城みゆき(25)です。



以前自分が関わった作品を、

自分の役以外は同じキャストで、

客席から観られる、

なんてことめったにない!ということで日帰りで名古屋へ行ってきました。


・・・地方から団子観劇に来てくださる皆様はこんな気持ちなのでしょうか。

来ていただく身としては、有り難いやら申し訳ないやらで恐縮に思っていましたが、ちょっと違っていたかも知れません。


こんなにも楽しみで、幸せな道中。


・・・こんな思いを味わっていただなんてずるい!(苦笑)





会場に一歩入ると、制服のteen達のパワーが渦巻いていて、開演前まで静かに席で待っているので精一杯。

圧倒されながら、とりあえず席に配布されたパンフレットに目を通してみると、これが藁半紙で全て手書きなんですね・・・。この時点でまず何は無くとも泣けてきて、まずいと思って顔を上げた先で目に入った、作品紹介・役者紹介に熱心に目を通す前列の子達の横顔・・・。まずいまずい!と思って座り直した拍子に目に飛び込んできた立派な正面の幕。待機している4人の顔が浮かんだ途端に、


もうなんだかしばらく涙が止まりませんでした。



そんな客席にいるだけの私でさえ、まさかのヘロヘロ状態に陥る程に何か“中てられて”しまった観劇前。普段の公演とは全く違う、この一種異様な雰囲気を役者達が感じていないわけが無い・・・。


そんな中上演された、

『愛知のオンナ』完全版

 ~地球温暖化とはまるで無縁の雪解け~。


私の感想はさておくとして、

君達はどうなんだ!ナウなヤングはこれをどう感じたんだ!!と本編よりも集中して終演後の会場に目を凝らし耳を澄ますこと数分・・・。トイレにもスパイしに向かう力の入り様でしたが、・・・




賑・やか・すぎる!!


どこもかしこも、あまりの言葉の多さに、単語単位では全く聞き取れない!

すごいよ高校生。元気だよ高校生。・・・それ程に、何か話題になっていたという事実だけで本当は他に何も要らないのだけれど、感想を直に聞いてみたい欲求で25歳の私はいっぱいでした。


休憩を挟んで“石山さん&キャスト4人によるトークショウ”なるものもありましたが、挙手制による質問の最後に、みんなひとこと感想を添えてくれるのだけれど、口をそろえて「感動しました」「笑えました」「泣けました」「面白かったです」、・・・


・・・拙すぎる!

拙すぎるよ高校生!

けれど、溢れるほどの言葉にならない想いを内包して、もどかしさの中それでも、それでもなんとか伝えたい!という葛藤が確かにわかって、その尊さに25歳の私は再び泣けてくるのでした。


みんなとても楽しんでくれたようだけれど、・・・ふふふ。

君達にひとつ伝えておこう。


『愛知のオンナ』を一番楽しめるのは舞台上です。

どちらにもいたことがある私が言うんだから、間違いない。


やってみたらいいじゃないか『愛知のオンナ』。

そしていつかそれを劇団子が見せてもらえる機会があったら・・・、


これ以上のことはないと感じました。


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範子さん、千佳子さん、田澤さん、阿部さん、お疲れ様でした!!