めっきり寒くなりましたね。つい数週間前までは半袖1枚でも暑いくらいだったというのに、今は寒さに心も体も震えるばかり。先日ももう1枚上着を着るべきところをケチったせいで帰り道が大変でした。ああ、わたしのいちばん好きな季節、秋はいずこ。。。




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「おとぎばなし」と聞いて、パッと思い浮かぶのは1988年に発売された薬師丸ひろ子のアルバム『Sincerely Yours』に収録されている同名の1曲だ。中島みゆきの作詞作曲で曲調も歌詞も中島みゆきワールドが満載である。のちに、『おとぎばなし-Fairy Ring-』でセルフカバーしている。タイトルはこの曲の冒頭の歌詞である。

1988年といえば、薬師丸ひろ子は玉川大学を卒業し、監督・山田洋次、主演・中村橋之助(現・八代目中村芝翫)の『ダウンタウン・ヒーローズ』でヒロインを務めた年であるが、日本社会においては昭和天皇の体調が悪化し、テレビに天皇の体調変化が随時表示された。またライブなどのイベントの中止や年賀状で「賀」や「寿」などの明るい言葉を使うことを控えるなど、世の中を「自粛」ムードが包んだ1年でもあった。



話が大きく逸れてしまった。本題に戻ろう。「おとぎばなし」と聞いてコレだ!と思い出せる作品はあまりないが、VHSの「まんが日本昔ばなし」を祖父母の家で見たというほんのりとした記憶がある。夏は扇風機を回して祖父の好きなアイスである爽をほおばりながら、冬は雪の降る家でこたつに入りみかんを食べながら見たような記憶がある。他には、これも祖父母の家に眠っていたものだが「少年少女世界の名作文学」を読んだ覚えもある。そこそこ厚い本で文章が二段だったような。川端康成が監修していたのでおそらく60年代後半にできたものだろう。あとは、両親に買ってもらった「世界名作アニメ絵本」なども思い出深い。



このような世界のおとぎばなし(童話)の記憶を辿ると主人公の性差に関係なく、母親や継母にくらべて、父親の存在感が薄いように思える。今回のおはなしの「シンデレラ」では継母の存在感は強烈だが父親の存在感は無いに等しい。もちろん、私の知らない世界にはたくさん存在感の強い父親が登場するのおとぎばなしがあるのだろうが、残念ながらそのようなおとぎばなしには出会ったことがないので、知っている方はぜひ教えていただきたい。



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冒頭では秋はいずこ、などと言いましたが冬もいいものです。冬は夏よりもアイスが食べたくなります。温かい紅茶やコーヒーといっしょに食べるのがわたしは好きですが、きっと賛同してくれる方も一定数いるはず。

そういえば最近、モン・ドール(Mont d’Or、フランス語で「金の山」という意味だそう)というチーズを食べました。秋冬限定なので日本では、ようやく店頭に並び出したころですね。木箱の中に丸いチーズがデンと入っているのですが非常に濃厚で美味なので、みなさま是非食べてみてください。とくにウォッシュチーズ好きの方は食べないと損と言っても過言ではないです!個人的にはドライフルーツのいちじくといっしょに食べるのがオススメです。白ワインともよく合います。


↓モン・ドール




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☆宣伝です☆



2020年度劇団ダダン外語祭公演(オンラインでの動画配信)


「必殺物語軌道修正人!〜シンデレラ篇〜」


 


赤ずきん、シンデレラ、桃太郎……古今東西のおとぎ話は、いつだってハッピーエンドがお約束。


けれど現実は、いつも思い通りに事が運ぶとは限らない。


物語の幸せな結末を守るため、今日も陰で東奔西走、孤軍奮闘する者たちがいた……


果たしてシンデレラの靴は脱げるのか。桃太郎は桃から生まれることができるのか。


これは、汗と涙と笑いに彩られた、彼らの戦いの記録である――




高岡祐奈


演出 高岡祐奈 土方漱真


 


出演


クリムラ 定久浩介


アンドウ 内田美友 


シンデレラ 落合恵菜 


王子 齋藤諒平 


父親 山田拓生 


継母 栗原優奈 


義姉 田中美羽 


義妹 佐藤結香 


魔法使い 篠原黄梨 


おばあさん 倉沢麻里江 


観客 Li Chun Kai 



ぜひ観てくださいね✨

ぴっぴ