どうもどうも、劇団ダダン4年生のチロルでございます。初めましての方は初めまして。お久しぶりの方はお久しぶりです。ブログに出てくるのは実に1年ぶり?かも?しれないですね。


卒業代でのブログ更新が続き、ついに私の番が回ってきてしまいました。みんなよくあんなに語ることがあるなぁ。
私も流れに乗っかって演劇との関わりのことを話そうかと思ったのですが、私団員の中では比較的ブログでの登場率が高めで、おそらく今までの記事の中で自分と演劇のことは喋ってしまっているんですよね(万が一気になる方は2018年外語祭あたりのブログまで遡ってね)。
同じようなことを喋っても芸がないなーと思ったので、今回は自分自身の何気ない話を書こうと思います。箸休め的な感覚でどうぞ。



私は大学にわざわざ片道2時間半かけて通うのを選んだ実家勢なのですが、今諸事情で母親が家にいない日が続いており、擬似的な一人暮らし生活を行なっております(実際は父親と二人の状態ですが父親は平日仕事でいないので)。
それまで家に帰れば当たり前にご飯があって、家が綺麗で、洗濯とかのことを考えなくてよくて、という生活をしていたのがそれらの家事が一気に自分の仕事になったのです。
今でこそだいぶ慣れてきましたが、正直生活力ほぼ0からのスタートだったためとても不安でした。いつも練習キツくなる時期に「生活に失敗してる」といってる一人暮らしの団員の気持ちがようやくわかりました。これはしんどい。特に外出する用事が入っていると、家のことをやる気が何も起きなくなってしまいます。それで結果的に生活サイクルが歪んでしまうのです。


それでも私がなんとか家事をこなして生活を維持しようと思えるのは、ひとえに母親と父親がいるからです。父親が仕事で疲れて帰ってくるところを、ご飯がない、お風呂が洗えてない、みたいな状態で迎えて家の仕事をさせるわけにはいかない。そして、母親をそんな生活感のなくなった家に帰らせるわけにはいかない、というただそのためだけに頑張っているのです。人間、自分自身のことだけ考えてると案外何もできないもので、生きる活力を生み出してくれるのはやっぱり他者なんだと思います。


そして、自分のためでなく自分の役のために。共演者のために。演出のために。観客のために。生きる活力を与えてくれる他者という存在に満ちた演劇の世界が、私はきっと好きなんだろうなと、今のこの生活を通してなんとなく感じるようになっています。
正直今は自分自身のために頑張らなければいけない課題の方が多いですが、これからまた卒業公演の練習を通してみんなから生きる活力をもらっていきたいと思います。みんなよろしくね。


…何気ない話ですがオチは演劇に寄せてみました。2月の卒業公演に向けて頑張っていくので、これを読んだ皆さんは公演日の予定を空けておいてくださいね。2月7〜9日ですよ。よろしくお願いしますね!

以上、駄文ですがチロルがお送りしました。



最近嬉しかったこと:料理をすることが苦でなくなってきたこと。冷蔵庫の中のものをうまく使って副菜が作れると楽しいですね。