こんな時期にブログ? 何故? 加えて誰?

疑問1つめ→毎年木場公園で行われる「木と暮らしのふれあい展」というイベントがあります。そのイベントで劇団ダダンは、20分程度の寸劇を行っています。子どもたちやその親御さんに「日本の森を大切にしようね!」と呼びかけるための公演です。そして、当劇団はこれを「森の学校」ないしは「木材公演」と呼んでおります。この活動はもう15年以上も行っており、当劇団の中で大切なものとなっているのです。



疑問2つめ→で、そんなに大切な森の学校のことがブログに載ってないので書きました。いつも難しいテーマの長い劇をしているだけではなくて、こんなこともしているんだよ、ということをお伝えするのも必要なことかな、と。ギャップってやつですか? あとは自分が書きたくなったから。

疑問3つめ→森の学校に参加した誰か……ということにしておきましょう。確定できたらすごいね。と思いつつ、自分は自分で自分を面白いほど分かりやすいやつだなあ……と感じているので、案外簡単かもしれません。まあ、探っていくのもまた一興。

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森の学校では、普段のダダンとはまったく毛色の違う劇を行いました。まず単純に脚本はシンプルで楽しいものです。いつも小難しく時に切ない脚本に頭を悩ます我らからしたら異色も異色なのです。他にも着ぐるみを着てみたりだとか、普段裏方業務の人が舞台に出てみたりだとか、とにかくさまざま。お祭りのような感じですかねえ。パーリナイ!

1日目はミスもありつつなんとかこなしたところで、2日目の朝、途端に不安に! まさかの雨。それは、濡れる影響のある電子機器、つまりは事前収録していたアテレコが使用できないことを示していました。寸劇自体は中止できない!!と、急遽声を出せるキャストでアテレコの部分も肉声で対応することになり、キャストの皆で緊急会議。いつになく真剣な表情で会議を終え、見事晴れの日以上ともいえる劇を創り上げきった1・2年生はとても頼もしかったと感じます。

真剣になるところは真剣だけれど、ひとたび休憩になれば盛んに破顔するんですよね! 学年や世代に関係なくワイワイガヤガヤするのはいつになっても素敵な時間です。人狼ゲームやワードウルフ、この皆でやるから楽しいんですね。ぜひまたやりましょう。

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そんなこんなで、劇団ダダンによる2019年度森の学校は、大成功に終わりました。
ご観劇してくださった皆さん、本当にありがとうございました!



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当劇団は演劇に関して不断に果敢です。
そんな我らが送る外語祭公演を、ぜひお楽しみに。