はい!どーもー!姓は鹿野!名は伸一!鹿野伸一です!!!しかまるって呼んでください


夢は一流のコメディアンになることです!!!


20209月の7のつく日、担当しかまるです!!!今月の7日は月曜日!!!




何かいい物語があって、それを語る相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない。

出典

映画『海の上のピアニスト』


違う映画を観て知り得た名言を拝借致しました!最近読了した小説が800ページを超える長編。芥川賞作家の又吉直樹さんが帯に「小説の極致」と紹介し絶賛した作品。


著者 町田康『告白

僕の言葉でレビューすると簡素な感想になるかも知れませんが、20日前の読了でも、まだ熱が冷めやらず、紹介したく思います


まず主人公は実在する人物です

舞台は大阪。河内弁。とてもテンポよく読み進められます


物語の内容は大まかに言うと、大丈夫です!ネタバレしないように気をつけます!


ある事件をきっかけに人生の歯車がちょっとずつずれていく。主人公は思弁的で言葉と行動が一致しない。思いが多すぎて、言葉が追いつかない感覚。空転します。


社会や集団の中で自分を認識、理解するのではなく、一個人として自分を解釈する。他者と自分ってこう!とのズレというか、もどかしい。人や社会の中でのつながりから、自分を発見することが出来ない主人公の閉塞感というか、発露出来ない、または表現する事が出来ない闇を内包していく。でもそれは言葉に出来ない。


その中で作者からのツッコミと神の視点、ナレーター的立ち位置が小気味良く笑いを誘います。大阪特有のボケとツッコミが随所に散りばめられていて、終盤にかけ主人公が言葉が追いつかない思いを言葉に変え独白していく過程に僕自身の読むスピードが追いつかずもどかしくもあり、ページを追う楽しさを感じました。


何が言いたいかと言うと、もしこれが映画になるのであれば出演したい!舞台になるのであれば絶対に出たい!観たい!いや見るだけじゃ飽き足らず、関わりたい!と強く思いました。


映画や小説を見たり読んだりすると言うのは

その作品や物語の中に自分を見つけることが出来るからだと思います


僕とスパイダーマンの悩みが同じように

物語を生きる人間を見る。いつの時代にも物語があってそれを語らうことが出来る!まさに人生捨てたもんじゃないと、それは日常もストーリー!満ち満ちてます!


以上しかまるでした!