幾つかあります。
まず一つ目は、「フォレスト・ガンプ/一期一会」
フォレスト・ガンプの直向きに生きる姿には涙を流さずにいられません。
特に好きなのはダン中尉と一緒に海老漁をするシーン。
それまでフットボールしたり戦争に行ったりと波乱万丈だったフォレストの人生に、
漸く訪れた自由な時間。
漁に出たときに嵐が来て、その時のフォレストとダン中尉のやりとりが好き。
その後リンゴの会社（のちのApple
）に投資して億万長者という点もお気に入り。二つ目は、「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」
アニメ映画は星のようにありますが、全編に渡って見応えがある一本だと思います。
一年戦争から続く宇宙世紀の作品の完結作品ですが、その知識がなくても楽しめます。
魅力的なモビルスーツ。
主役機と量産機の間をとったデザインで、
作中皆から「ガンダムもどき」「情け無いモビルスーツ」と馬鹿にされ、
それでも見せ場のあるリ・ガズィ。
私は大好きです。
他にはシンプルなデザインでありながら、ヒロイックなνガンダム。
薄緑で量産機なジェガン、濃い緑のギラ・ドーガなどが出てきます。
戦闘は流石劇場版と言える出来。
ライフルやサーベルをうまく使って迫力のある戦闘シーンとなっています。
戦場に落ちていた敵のビームマシンガンを使うシーンや、
バルカンでギラ・ドーガの頭を吹き飛ばすシーンや、
一度見ただけでは分からないほど情報量が多いシーンなど、
細かい所まで丹念に作ってあります。
アムロとシャアの決着が付き、TMネットワークのエンディングが心地良いです。
ああ、メビウスの輪から抜けだせません。
Beyond the time...
これだけでも伝いたいことがほんの少ししか書けていません。
三つ目は「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」
押井守監督の日本のサイバーパンクの代表作の一つ。
見ると頭がぼんやりしてしまいます。
頭がフル稼働して熱暴走してしまうからです。
何しろ内容が複雑なので初見では何が何やらの状態。
知識を頭の中に入れて、何度も何度も繰り返し視聴することで分かる魅力。
最初から最後まで続く「人間とは何か」という哲学的な問い。
15年以上前の作品であるが、ネットなどの見事な先見性。
「ネットは広大だわ」という最後のセリフの味わい。
もう一度見直したい一作です。
別作品だけど「攻殻機動隊」はTVシリーズもありそれも面白いです。
笑い男はしっかり見たけど、個別の11人はまだ途中までしか見てなかった。
一応映画の続編として「イノセンス」があります。
今回はしっかり書けた気がします。
悟