猛暑ですね。じっとしてても汗をかいてしまう今日この頃ですが、劇団かに座では基礎稽古で体を動かし、さらに汗をかいています。
本日は見学の方が3名いらっしゃいました。2・3度来ていただいた方2名と、はじめて参加された方1名。劇団かに座の基礎の基礎の部分を体験してもらいました。
劇団かに座の基礎稽古は、前半はラジオ体操、かに座体操、発声。後半は台本読みに入ります。「そろそろ本を変えたいね」という話がでて、それにともなって今後の基礎稽古のやり方について話し合いをしました。
台本読みではなく「外郎売り」をやりたい。「外郎売り」の前のステップとして短い詩を読む稽古をしよう。短い稽古時間にどのような配分で稽古を行うか。と劇団員がそれぞれ意見を出し合います。
公演体制に入る前の準備期間が基礎稽古なので、こういった話し合いも含めて、参加者の関わり具合が公演のキャスティングやステッフィングに影響します。
キャスティングは、役のイメージにプラスアルファ、基礎稽古での活動も参考にしています。「あの人がいるからできそうだ」と思えないと、いくら面白い本でも公演にかけられないのです。つまり、劇団かに座の稽古場に顔を出すこと、関わる姿勢が大事なのです。
本当に、これから入団される方によって次の公演内容が変わってくる可能性があります。ぜひ稽古場に来て関わり、劇団かに座に影響を与えてください。
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金野