
国籍を問わず、タイで就労するガイジンは持っていたほうが安全な「外国人労働許可証」。
ガイジンさんからもキッチリと税金を徴収しますヨ、というメインの意味合いのほかに、自国民の雇用を保護する側面がある。
たいがいは会社の総務部や、中小企業の場合は申請・取得代行エージェントに5万円~8万円ほどの手数料で請けおってもらいます。
ワタクシのお仕事場も、ワタクシが創業以来最初のガイジンなので、労働局への申請手続が自由自在な事務方は一人もおらず、
「モノはタメシなので、自分でやってみよう。ことによっては、自分がエージェント業をはじめたっていいしね」
という甘い考えで、何十枚もの必要書類と顔写真を労働局に提出したら、かれこれ3回目の外国人労働許可証がアッサリ発行されしまった、甘い世界でした。
異動や出向が増えた2回目、3回目の更新もアッサリ承認されたのが、今回は一変。
会社が赤字を出してるワケでもなく、むしろ事業が増えていることに担当官が着目してきて、「定款がむかしのままだ」だとか「業種が増えているのに資本金が増えていないのは、おかしい」だとかと突っつかれ、労働局と入国管理局のあいだを行ったり来たり。
労働局の担当官はその都度ちがう女性で、お子さんの学費や旦那の遊興費、いわゆるソデの下を暗に要求しているニュアンスもなく、
「赤シャツへのごキゲンうかがい政策で、法定最低保証賃金をいきなり40パーセントあげた、これがインラック悪政の弊害なのか」
と勝手にディスっていたところ、2度あることは3度ある、4度目の正直で、なんとか、更新完了。
しかし、「違法就労」「不法滞在」という状況を極力避けようとするのは
日本や先進国の人々だけなものなのか、そういうことをなんとも思ってないガイジンの姿が入国管理局で絶えることがない。
強制送還ありきで警察に連行される期におよんで、一体どういう意味があるものなのか、民族衣装に着替えているアフリカの人たちもいます。