1968年11月発表。
■収録曲
01.Sympathy For The Devil
02.No Expectations
03.Dear Doctor
04.Parachute Woman
05.Jigsaw Puzzle
06.Street Fighting Man
07.Prodigal Son
08.Stray Cat Blues
09.Factory Girl
10.Salt Of The Earth
ローリング・ストーンズ47年史のすべてが黄金時代。
だと僕は思ってますが、ストーンズ黄金時代第二幕のスタートがシングル「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」と、この「Beggars Banquet」。
僕が初めてこのLPを聴いた1979年の時点ですでに「最高傑作」の評判が出来上がっていたものを今さらどうのこうと語っても仕方がないけれど、どの曲を軸にして聴くかで様々な楽しみ方がでてくるのだから、面白い。
「パラシュート・ウーマン」「ファクトリー・ガール」「ストレイ・キャット・ブルース」ばかりを聴いてると頭の中がイヤラシくなってくるし、「悪魔を憐れむ歌(Sympathy for the devil)」「ストリート・ファイティング・マン」を中心に聴いてると小沢民主党、タクシン・シナワトラなどの国民のシアワセを強調する権力は「自分の生活の中ではゴミにも値しない存在なんだな」と強気になってくるし、「ジグゾー・パズル」「放蕩むすこ(Prodigal son)」「地の塩(Salt of the earth)」あたりを集中的に聴いてると「人のためは自分のため」とも思えてくる。
現行CDのアートワークはオリジナルアイデア通りの「トイレの落書き」になっているものの、84年ごろまではややクリーム色地に金文字の招待状を模したデ ザイン(写真上)だったので、左下の「お返事ください」の略語をあえて「新約聖書」と解釈するファンがあとをたたなかったのもムリはない話だと思います。
また、今ではまったく信じられないことだけれども、この「べガバン」は発売当初は日本国内ではプレスされずに、輸入盤にキングレコードがミック・ジャガーに電話インタビューしたソノシートをオマケにつけて発売されていた。
そのインタビューによると、ミックはすでにベガバン録音中にレコード会社の設立を決めており、巷間伝わるトイレのジャケット問題から派生した発売延期のトラブルがデッカ離籍の直接の理由ではなかったことがヨクわかります。






