北野映画の荒唐無稽、暴力描写は今にはじまったことじゃないので、鑑賞の興味は、
・たけしのシャレがどこに出ているのか
の一点につきるのですが、新作「アウトレイジ」はなかなか面白かった。
次に見るときは、1時間49分の中に「バカヤロウ」「コノヤロウ」のセリフが何回出てくるのかを数えてみるのも面白い。
中野英雄を押し囲んでの「バカヤロウ」「コノヤロウ」の連呼は、たけしのギャグ「アメリカ人はものすごい勢いで口論していても結局は、ファック・ユーかファック・オフしか言ってない」の映像化なのだろうし、暗闇の中に置き去りにされる肌の黒い外国人大使が「夜道は暗くてキケンだ」と泣きつくシーンでの加瀬亮の投げゼリフ、
「You'll blend right in」
の元ツービートの面目躍如のブラックぶりは、カンヌ国際映画祭ではどういう反応だったんだろう。
と、イエローモンキーの日本人が大きなお世話ダヨな心配をしております。
ちなみに、「アキレスと亀」までの一連の北野映画は、タイ国内ライセンス版DVDがだいたい210円~600円で販売されています。







