タイにはまだ原発はございません | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
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シルバーウィークを利用して相次いで遊びにきた知人友人のうちの二人が、例によって例のごとく、ナニも調べもせずに、

「タイ人なんかに原発は任せられないよ~」

とタイにはすでに原発があるものと信じこんでウレシそうにしていたのだけれども、タイで最初の原子の火が灯るのは、早くても2020年以降。

と、見られていましたが、日本の官房長官が言語明瞭意味不明の政府見解を繰り返していた、福島第一原発が爆発した日に当時のタイ政府は原発5基の導入計画を白紙に戻す考えを示している。
原発建設中止は正式には決定されてなくとも、8月に発足した新政権も選挙時のマニフェストによれば、前政権の原発撤回方針を踏襲するのだそうです。

ようやく軌道に乗りかけたはずの<タイに原発を>は、まるで「黒部の太陽」如くの国家発展への長年の夢だったと思いますが、新旧ともに40代の総理大臣が言葉にした、

「国民を危険にさらしたくない」

が将来の権力者あるいは原発を推進する赤い外圧によってチョウケシにされないことを願うばかりです。

上のマンガはコンビニ版「ブラックジャック」にも所収されていたエピソード、「ディンゴ」のエンディング。
サナダムシの一種が農薬で猛毒性を帯び、野犬を介してオーストラリアの片田舎の村々を死滅させる、という恐ろしいツクリ話ですが、最終コマのブラックジャックのつぶやきを野田首相が読んでいたとしても、世代的には不思議なことではないんですけどね。