■タイで日本人父親捜し急増、「ケイゴ君」報道きっかけに (「読売新聞」6月8日)
全国紙バンコク特派員の方々も「タイの話題」づくりに大変なご様子ですが、ケイゴくん騒動の初期報道のころから、奥歯にモノがはさまっているかのような論調の日本語ブロガーの方々もあとをたたず、その大筋主流は、
・エコノミックアニマルからセックスアニマルに退化した日本人ビジネスマンのハジ知らずなヨコ顔
・国民総シロート売春婦なタイ社会のタカリ体質
の、いずれかの目線がハジメニアリキで、タイ残留孤児の誕生背景を語りたくて語りたくてシカタがないといったトコロですね。
正直なところ、僕個人としてはヒトのコトなんてどーでもいいことだし、そんなものはケースバイケースだろうし、
「同じ日本人として恥ずかしい!!」
とイチイチ反応してみたがる一部のタイ在住邦人、一部のタイ大好きですサンたちの大ヒマぶりは今に始まったことではない。
ただ、もし、僕の病気がなかなか改善されずに日本帰国、経済的な事情で一家離散を余儀なくされたりしても、
「重病のお父さんを気遣って、毎晩毎晩、枕を濡らすタイの美少女」
といった美談、お涙チョーダイ報道はまずナイだろうから(邦字ローカル紙の元スター記者氏なら書いてくれるかな)、周りのオトナたちに向かって、
「アタシのポーはろくでもなかったんだから、捜したってムダですよ」
と言いはなってくれるぐらいの、自尊心と自立心に満ちあふれたお嬢さんに育ってもらいたいと思います。