「ストリート・ファイティングマン」を楽しむのは歌の中だけです | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
ローリング・ストーンズに関する雑記とその他

僕のブログカテゴリー「クーデターとその後」「クーデターとその前」をたどってみると、そのはじまり は、タクシンのかつての大盟友ソンティの離反だった。

僕も当初は、「そんなものはただの仲間割れのケンカなんだから、崇高であるべき国旗を振ってまで大騒ぎしなくてもいいだろうに」と見ていましたが、そのソンティさんが17日未明の外出時に何者かによって銃撃されたのだそうです(下の写真はタイ字紙→ロイター)。

反タクシン派指導者、銃撃される=命に別条なし、運転手重傷-タイ (「時事通信」4月17日)

タイではモノを数える時には19の次の数字は100だと考えている人たちが少なくないので「100発銃撃」の地元報道はかなりウソくさいけれど、クルマがこんな状態 なのだから運転手さんが無傷でいられるわけがない。

後部座席のソンティは幸いにも一命をとり止め、銃撃当時の様子を電話でセルフ実況していたものの、車体の破片だか銃弾だかによる頭部の傷が脳内出血を誘引させていることが判明し、緊急手術。
犯行グループとしてもっとも疑わしきタクシン教団は、

「ソンティはもはや我々の敵ではない。ソンティのことが邪魔になった政府側の犯行だ」

と主張し、安手の謀略クライシス小説マニアにはたまらない事件展開をみせています。

ローリング・ストーンズに関する雑記とその他

日本や外国の方々がタイにいる同胞の身を心配するのは、タイがいくら「微笑みの国」であろうとも、家族友人知人がこういう事件のそばにいたりしませんように、ということなんだと思います。
バンコクは平時でも人間の首が転がってくる ような街なので、有事の際にはいっそう身を引き締めながら外出しろ、っていうことなんだと思います。

しかし、同じバンコク在住邦人の中には身を引き締めてないヒトもたまにはいるので、銃弾が飛んでくる方角360度の射程距離内にどんな用事があったものなのか、自分からボケ面ぶらさげて出かけていっただけだろうに、

「生まれて初めて銃口を向けられましたよ!いやあ、すごかったですよ!」

と、あたかも死地を脱してきた英雄であるかの如く自分を語る、いつものように憎めないアラフォーと昨夜シーメーを食べました。
また、氏のまわりには、いまなお、「タクシンを支持する」と張り切っている日本人も二人ほどいるのだそうです。
たぶん、そのヒトの最も身近なタイ人サンらがタクシン信者、というだけのよくあるパターンだとは思いますが、岡目八目の存在であるべきガイジンの僕たちが、

「ちんぴらの親分が政治ごっこをはじめたら、こうなる」

ということがわからずに、既得権社会がどうのこうの、民衆がどうのこうの、今の時代に王室はいらない、正義に犠牲はつきものだ、といったことを真顔で説いてると、クメール・ルージュを「正義の革命団」として賞賛絶賛しまくっていた日本の某新聞社のように、当人だけではなく親子供までが恥をかいてしまいますね。