ソンクラーン動乱で死者二名 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
ローリング・ストーンズに関する雑記とその他

14日20時現在で明らかになっている、民間人の犠牲者数です。

市場を占拠しようとするタクシン信者に屋台主たちが抗議抵抗した際にタクシン側が丸腰民間人に発砲したため、多くの方が負傷し、一名はその場で亡くなり、もう一名は病院で亡くなったのだそうです。

タクシンはそれを否定し軍の仕業に転嫁しようにも、なんとでも世論を操作できる報道写真(例えば上)とは違って、銃撃現場には多くの目撃者がいるのだから、どうにもならない。

現在地の秘匿を条件として13日夜にCNNに出演したタクシンが、いつものように「You know」乱発の聞き苦しい英語で話していた政権批判は、

「それって全部、オマエが自分でやってきたことだろうが」

と素で苦笑せざるをえない内容でしかありませんでした。

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僕個人は、こうした相次ぐ政治的騒乱がタイの世界的信用を失墜させるとは思わないし、「そもそも、失墜するほど、そんなに信用されてたの?」って気分にもなる。
1997年のアジア通貨危機後にタイから中国シフトした製造業もいつのまにかタイに戻ってきているのは、大国中国にはない何かがタイにはあったからだろうし、実際にも外国資本企業が政治不安を直接の理由としてタイから逃げ出したという話はきいたことがない。
ただ、今回の一件で、タクシンという政商が、

「庶民の味方」
「底辺層の救済者」

を標榜しながら実は、住宅地でのタンクローリー爆破脅迫でもバレてしまったように、人間が死ぬことなどなんとも思っていないことが明らかになったので、タクシン騒動が今後も繰り返されるのであれば、うかうか外も出歩けない本当に危険な国になってしまう。

貧困にあえぐ、とタクシンが決めてかかっている多数の国民が、本当にこんな人間を支持しているのだとしたら、いいかげん、目を覚ましてほしいものです。
って、こんなことはタイ人にタイ語でいわなきゃダメですね。

<タイ>タクシン元首相らに逮捕状 抗議デモは中止 (「毎日新聞」4月14日)
<タイ>タクシン元首相が資金提供や指示 復権に勝負かける (「毎日新聞」4月14日)
ほか数カ国語で無数のニュース。