「この紋所が目に入らぬかッ!」が目に入らぬ場合 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
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見慣れた街角が一夜にして、↑な光景に変わっていることには、思わずピリリとしますね。

それにしても、タクシン信者(赤シャツ)の逆ギレぶりはすさまじい。
13日未明に国軍勢力(写真)によって強制排除された場所に、今度はタンクローリー車だか何かで乗り付けては、

「今度攻撃してきたら、ガスを爆発させる」

とかテンパって、ほとんど、無差別テロリストというか、始末におえないミスター・チルドレンと化してしまったので、政府側はタンクローリーから1キロ圏内の住民の安全を確保するため退避を勧告したようですが、タクシン信者らはそうはさせじと住民の退路を遮断。

タンクローリー攻防戦が展開された、このディンデーン地区というのは、政治行政用語では「低所得者層」に属する人々がつつましく暮らす公営アパートなどが軒を連ね、また、夜の街のチャンネーさんらの根城としても外国人紳士のあいだでも知名度が高く、僕も昔はこっそりとよく通ったものでした。

これが、外国人所帯の多いエリアだったら、タイ政府以上に世界が黙っていないのだろうけど、このあたりの見え透いた、いかにもゴミが考えつきそうなコずるい戦略は、ディンデーン一帯が火の海と化すこともなく、数時間後に再び鎮圧されました。
こうした卑劣さは、2006年大晦日の同時多発テロ時に公衆電話や市場の屋台、バス停、ごみ箱といった中間層以上にはあまり縁のない場所に爆弾が仕掛けられていたことを彷彿させる。

未明の催涙弾vs火炎瓶戦で負傷した国軍兵士たちが担ぎ込まれた病院の女性職員はテレビカメラの前で、

「赤シャツのみなさん、こんなことして国がよくなると思ってるんですか!」

と半泣き顔で訴えていましたが、赤シャツのみなさんはヒマな時は街頭テレビでサッカーを観戦してワーワー騒いでるだけなので、半泣きの女性職員が石原さとみのナースあおい顔だったら、僕も「そうだ、そうだ!」とテレビの前で貰い涙をこぼしていたかも知れません。

アピシット首相は14日の夜明け前までに作戦は終了するだろう、とBBCのインタビューに答えているものの、「西部警察」でも見たこことがないチンプな市街戦がダラダラと続く前に、国王陛下の御一声で一件落着。

というのが有事の際の最終マニュアルだったと思いますが、いまや、何かの教祖サマにでもなってしまったかのように「人民革命」「徹底抗戦」を呪文のように連呼するタクシンの異常な言動は、チャクリー王朝史上、未曾有の大騒乱を巻き起こす危険性をはらんでる、という見解もあると思いますが、案外、あっさり...な結末もありえますね。

<タイ>国内対立大きなヤマ場 首相辞任不可避の見方も (「毎日新聞」4月13日)
タクシン元首相、「クーデターも辞さず」 {「バンコク週報」(「バンコク週報」4月13日)
ほか数カ国語で無数のニュース。

↓はハマコー版「こんなことして国がよくなると思ってるんですか」。
グレードAのハマコー節ながら言ってることは、いつものように妙にマトモです。

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