タイのお正月は13日から。
今年初めての訪タイ中のかわい子大好きさんと食事をするために待ち合わせの飲食店に向かったところ、タクシーを降りる時になって、お財布がないことに気づいた。
ジーンズのポッポにもなければ、カバンの中をどこをさがしても、ない。
ショッピングモール内の喫茶店で最後に財布を開いた時には、八種類一か月分のクスリ代ほかのために用意していた日本円にして十二万円ぐらいの現金が入っていた。
喫茶店を出てからシータクに乗るまで、ゆうに一キロ以上は歩いたので、そのあいだに財布を落としたのであれば、財布が戻ってくる可能性は絶望的としかいいようがない。
まあ、現金十二万円は無くなったところでべつに痛くも痒くもなんともない。
ことはありませんが、警察で紛失証明を書いてもらったりのキャッシュカード再発行手続きのわずらわしさを考えると、今年のタイ正月は今までにないヒサンな正月になりそうだったので、ダメモト覚悟で運転手さんにショッピングモールに戻ってもらったところ、長澤まさみ顔に見えなくもないマネージャーが、
「ああ。おにいさん、あせったでしょ」
と僕の財布を持ってきてくれた時には、全身の関節という関節がバラバラになるかと思いました。
一週間に一度程度しか顔を出さないお店なのだけれど、さすがは長澤まさみ顔してるだけのことはある、優しい店長さんでした。
