国土消費施設化計画の終焉?? | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
ローリング・ストーンズに関する雑記とその他

首相、エリートカードの見直し指示 (「バンコク週報」1月29日)
Abolition of Thailand Elite cards studied (「ザ・ネーション」1月29日)
Little-fancied Elite Card is abandoned (「バンコク・ポスト」1月29日)
ほか付随ニュース多数。

一におカネ、二におカネ、三四がなくて五におカネ。

の人間像で語られるだけとなってしまった現・国外逃亡者が権力の頂点にあった数年前に威勢よく開始した、国全体をリッチなガイジン様用のショッピングモールにしようとしていたお話です。

しかし、フタをあけてみれば、五年間で28億円の赤字をうみだしていた。
わずか数日前には、このカード 販売を仲介する台湾人が僕などのところにも「ギースさんの知り合いになら、カードを必要とする人が何人かいるでしょう?」と近寄ってきたのきたのだけれど、日本語の世界ではそういうのをタヌキって言うんですよね。
ってか、いつの間にかカードを買ってしまっていたゴルフ知人は、

「空港では国賓級の待遇」

に非常にご満悦の様子なのですが、そういう方々が3,000人ちかくいるわけですから、そうした権利までも剥奪されてしまうのは、むごい気もする。

エリートカード廃止騒動は、こんなものを考え出した人間への断罪行為とみるむきもあるけれど、宣伝費などの赤字が28億円を超えても放置していたことが異常、というか、やっぱりタイランドなんでしょうかね。
たとえば、飲食店とりわけ外国人経営のお店などは営業開始初年度に100円でも赤字を計上すると、二年目の営業認可にオカミからゴチャゴチャ言われてしまうのに、このデタラメぶりはなんなのか...

↓は、ワーキングプアを極める、ある日本人ストーンズ野郎のお財布の中のメンバーカード類。
愛着のあるコーヒーを1円でも安く飲みたい、という執念がうかがえます。