■日本人男性の部屋に窃盗犯侵入
(「バンコク週報」11月10日)
「泥棒」はタイ語で「カモーイ」。
記事の内容が委細に詳しいので、新聞社の方が被害にあったのかも知れませんが、泥棒に入られることを想定して生活している方々はいないと思うので、タイ居住期間の長短はあまり関係ない。
幸いにも僕は泥棒被害の経験はありませんが、ホテル暮らしからアパートに移った頃は「通い妻」気取りの女性を閉め出したら、その報復として留守中にテレビやステレオを持っていかれてしまった想い出がある。
こうした痴情のモツレはべつに「タイだから」ではなく日本でも起こりうることだと思いますが、その時に何よりも驚いたのは、ひとの家財道具を家族総出でゴッソリと運び出す人間たちを、アパートのフロントや警備員たちが何の他意もなかったのだろうけれども結果的には「見て見ぬふり」をしてくれたことでした。
十畳一間シャワー付きで家賃三万円は夢のように豊かな居住環境だったけれど、安価物件にはイザという時にはそれなりの了解が必要なのだなと学習したものです。
かと言って、日本円で二十万円ちかい物件でも窃盗事件が起きると、アパートのオーナーが警察の介入を拒絶し、「半年間家賃無料」などという条件で「穏便にすませてください」と土下座してくる場合もあるようなので、「家賃が高いから安全」とも言い切れない部分もある。
痴情のモツレや窃盗に国境や国籍は無関係だけれど、「微笑みの国」でコトが起きた時の対応にカルチャーギャップを痛感し、不安にさいなまれる時は、記事の日本人氏のように寝る場所を変えるのが賢明だと思います。
